秋の味覚の一つ「いちじく」
とろっとした果肉にプチっとした食感、そこに芳醇な甘みが特徴的!
”いちじく”は美味しいけど、皮の剥き方、切り方、食べ方が分からない!などありませんか?
- 完熟いちじくは、手で皮が向けて簡単
- 皮が手で剥けない場合は、包丁で剥くのがオススメ
- 切り方は、基本的にくし切り!
- いちじくはジャム、ドライフルーツにしてもOK
この記事では、美味しい”いちじく”の皮の剥き方、切り方、食べ方を解説しますね。
最後まで読んでいただけると、”いちじく”の食べ方で困らなくなると思いますよ。
愛知県で”いちじく”をお得に購入できる直売所
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”いちじく”の皮の剥き方・切り方(基本)
基本の剥き方・切り方を解説します。
誰でも簡単にできますので、一度お試しくださいね。
準備するもの(いちじく)
用意する道具は、包丁だけです。
ただし”いちじく”の皮は、手で剥きます。
”いちじく”の皮を剥いていくと白い液体(フィシン)が出てきます。
皮膚の弱い方だと、フィシンを手で触ると、かぶれてしまう人もいます。
手のかぶれが心配な方は、食品用のビニール手袋 を着けて剥くといいですよ。
①手でヘタを折る
手でヘタの部分を折ります。
完熟してないと折りづらいので、その場合は爪を立てるとポキッと折れます。
どうしても折れない場合は、後述する包丁を使う方法で切るのがオススメですよ。
②側面の皮を剥く
折った部分をそのまま下の方に引っ張ると、皮が簡単に剥けますよ。
過熟だったり、未熟だったりすると手では剥きづらいので、その場合は後述する方法で剥いてくださいね。
手で綺麗に皮が剥けました。
”いちじく”の皮が一部残って綺麗に剥けない場合は、包丁を使って剥いてもOKですよ。
いちじくの切り方
”いちじく”の皮を剥いたら、次は包丁で切ります。
切り方は、基本的に「くし切り」がオススメです。
”いちじく”の切り口から、赤色の「いちじくの花」と白色の「果肉」のコントラストが綺麗ですね!
一口サイズに切れますので、手を汚さずにフォークで食べられますよ。
丸かじりもOK
一人で食べるのであれば、切らずにそんまま丸かじりするのも良いですね!
”いちじく”で口の中をいっぱいするので、”いちじく”の「甘み」と「芳醇な香り」を存分に楽しめますよ。
ただし「丸かじり」は注意点があります。
食べ終わったら、口の周りを水で流すのをオススメします。
タンパク質分解酵素(フィシン)により口の周りが、かぶれてしまうかもしれませんので。
【注意点】皮を剥いたら手を洗う!
前述の通り、”いちじく”にはタンパク質分解酵素(フィシン)が含まれています。
”いちじく”の皮を剥くと、必然的にフィシンが手に付いてしまいます。
皮を剥いた後や、カットした後は必ず手を洗ってくださいね。
【補足】基本皮は食べられる!
皮は基本食べられるので、綺麗に洗って食べてもOK。
いちじく大福やいちじくの丸ごとロールケーキ、いちじくスムージーなどは皮ごと使っているお店も多いですね!
生食で食べる場合は、人によっては、口の中に皮が残って不快に感じる方もいます。
好みに合わせて選ばれるといいですよ。
”いちじく”の皮の剥き方・切り方(包丁を使用)
手で皮を剥く方法とは別に、包丁で皮を剥く方法を解説しますね。
りんごと同じような要領で切ってくださいね。
準備するもの(いちじく、包丁)
いちじくと包丁を用意。
手荒れが心配な方は、食品用ビニール手袋を用意してくださいね。
①包丁でヘタを切り落とす。
先ほどは手でヘタを切り落としましたが、この方法では包丁で切り落とします。
②くし切りにする。
半分に切ります。
くし切りにします。
③皮を包丁で剥く。
包丁で皮を繊維に沿って剥きます。
【注意点】繊維に沿って皮を剥きます。
包丁で剥くときも繊維(縦)に沿って剥くと綺麗に切れます。
りんごのようにどうしても横に剥きたい場合は、半分に切ってから剥けば、剥けますよ。
”いちじく”の食べ方・アレンジレシピ
いちじくを”生”で食べる
完熟いちじくはそのまま食べるのが美味しいですね!
甘さが今一つの場合はサラダに入れてもOK!
生ハムや鶏ハムなどとも相性が良いので、一緒に合わせて食べるのもオススメです。
甘味がぎゅっと凝縮!ドライフルーツ
あんまり甘くないいちじくに出会ったら、ドライフルーツにしてしまいましょう!
オーブンを使って手軽にドライフルーツにできますし、ドライフルーツにすることによって甘さが凝縮されて美味しくなります!
材料
いちじく 1個
作り方
1)いちじくは皮を剥いてスライスもしくはくし切りにする。
2)100度に予熱したオーブンで90分加熱、前と後ろを返してさらに30分加熱して完成。
スライスいちじくは歯応えがあり、
くし切りにすると柔らかな食感になります。
どちらの切り方も甘さが凝縮されて美味しいです!
個人的には輪切りの方が好きですが、輪切りにする軸に行くほど白い部分が多くなり、甘い部分が少なくなるので、全体的に均等な味わいにしたい場合はスライスよりくし切りがオススメです。
ジャムでおいしさアップ
食べきれないときは、ジャムにするのもOK!
材料
いちじく 1個(約100g)
きび砂糖 20g
レモン汁 小さじ1
作り方
1)いちじくは皮を剥き、細かく切る。
2)きび砂糖を加えて汁が出るまで置いておく。
30分くらいおくとこのくらい果汁が出てきます。
3)小鍋に入れて弱火でじっくり煮る。いちじくが柔らかくなったらレモン汁を加えて一混ぜして完成。
レモン汁は入れなくても良いですが、入ったほうが味がしまって美味しく食べられますよ。
甘さはだいぶ抑えているので、日持ちはしないので早めに食べてくださいね!
食パンに塗っても美味しいですし、シナモンパウダーをかけるとより美味しくなりますよ。
いちじくの保存方法
”いちじく”は鮮度が落ちるのが早い果物です。
出来るだけ美味しく食べたいですよね。
冷蔵庫で保存
常温で置いておくと、すぐに傷んでしまいますので、生食用は冷蔵庫で保管がオススメです。
”いちじく”をラップに包んで、パッターに入れて冷蔵保存します。
”いちじく”の鮮度にもよりますが、これだけで2〜3日は保存できますよ。
詳しい保存方法はこちら
![](https://internal-reform.com/wp-content/uploads/2021/08/how-to-eat-figs42-160x160.jpg)
冷凍庫で保存
冷凍保存の方法は、”いちじく”をラップで巻いて、ジッパー付きの保存袋に入れるだけです。
1〜2週間は冷凍保存できます。
ただし生食用にはオススメできませんので、ジャムやコンポートに加工されるのがいいですよ。
いちじくの旬
美味しい”いちじく”は、8月〜9月が『旬』とされています(*旬は地域により若干異なります)。
1年の中で販売数量も最も多く、価格も最安値になります。
旬の時期は「美味しくて」、「安い」と一挙両得で購入しない理由が見当たりません。
”いちじく”を美味しく、お値打ちに購入されたい方は、旬の時期がオススメですよ。
これは”いちじく”だけはなく、果物全般に当てはまります。
知っているだけで、お得な知識です。
詳しい”いちじく”の旬について
![](https://internal-reform.com/wp-content/uploads/2021/08/ichijiku1-160x160.jpg)
まとめ
今回は”いちじく”の皮の剥き方、切り方、食べ方を解説しました。
- 完熟いちじくは、手で皮が向けて簡単
- 皮が手で剥けない場合は、包丁で剥くのがオススメ
- 切り方は、基本的にくし切り!
- いちじくはジャム、ドライフルーツにしてもOK
”いちじく”は鮮度が落ちるのがとても早いです。
完熟した美味しい”いちじく”が手に入ったら、皮を剥いて、くし切りにてそのまま食べられるのをオススメしますよ。
食べきれない場合は、今回紹介した”ジャム”、”ドライフルーツ”に加工されてみてはいかがでしょうか?