月10万円 家計を改善した「5つ」の方法を解説!
多くの方に当てはまる内容です。
すべての改善方法を実践できなくても、1つ、2つと改善するだけ でも、支出が減るか、もしくは収入が増え、家計が改善 します。
お金にくわしくない方でも、1つでも実践し、お金にゆとりをもちましょう!
今回紹介する「月10万円 家計改善」の方法は、我が家の実例をもとに解説しています。
5年前までの我が家 は
- 毎月5万円以上の赤字
- 独身時代の貯金で乗り切っていた
- 教育資金や老後資金が貯められない
- お金のことが心配で、心に余裕がない
などなど、お金の問題 を抱えていました。
時間をかけながら少しずつお金の勉強をし、今では月に5万円以上、貯蓄できるようになりました。
今思うと、小、中、高、大学とお金について習っていないので、適当にお金を管理していたら当たり前だよな〜と、思います。
これから 一つひとつ「お金」について勉強 すれば、家計は改善できる ので、ゆっくりと進んでいきましょう!
我が家は毎月5万円の赤字だった!
我が家は今年で結婚13年になります。
結婚当初は、夫婦でそれぞれ会社員として働いていました。
1つの家計に収入が2つ ありますので、家計的には余裕 があり、毎月 銀行口座の残高が増え ていました。
*独身時代から家計簿をつけていなかったので、5年前までは銀行口座の残高で貯金できたか判断していました。
しかし、子供が生まれてから段々と貯金ができない家計へと変貌していきました。
2つの収入が1つに減ったからです。当たり前のことです・・・涙
月日が経つにつれて子供も増え(子供3人)、いつの間にか 家計が赤字に転落していました。
毎月、銀行口座の残高が減っていくんです。
赤字が1年、2年と続くと銀行口座の残高がなくなり、泣けなしの独身時代の貯蓄で補填する日々でした。
その当時は、毎月お金が減っていく恐怖で心に余裕がなかった のを鮮烈に覚えています。
赤字の原因がわからない!
我が家では、家計簿をつけていませんでした。
そのため、「何に」「どれだけ」お金を使ったのか?
把握ができずに、月の支出がわかりませんでした。
不思議なもので、毎月の収入は会社の給料明細で確認するのに、出ていくお金は「ざる」!
当時の私も、どこから手をつけていいのか?さっぱり分かりませんでした。
だから、手当たり次第で、思いつきで、、、
最初 に手をつけたのが 食費の節約 でした(今になってわかるのですが、食費の節約は最後にやるべき項目です)。
案の定、節約は長続きせず、さらに生活の満足度が劇的に下がりました。
*食費の節約は我慢の節約です。
このままの赤字の状態が長く続くといつか、、、破綻する!と感じました。
ようやく重い腰を上げて、現状を把握するために、家計簿をつけ始めました。
まず最初は家計簿をつける!
長続きしない家計簿
書店で売っている家計簿を購入して、いざ 家計簿をつけ始めました。
1、2日はテンションも上り家計簿をつけるのですが、1週間もすると段々とめんどくさくなって、、、
・今日は疲れたから、あした家計簿をつけよう
・1週間まとめて家計簿をつけた方が楽だよね
・1ヶ月まとめても支出さえわかれば一緒だよね。
と、自分を正当化する言い訳を考えながら、家計簿は机の隅っこで ほこりを被って2ヶ月放置 されていました。
とよ
マネーフォワードで家計簿が完成!
どうにか家計簿をつけるために「文明の力」に頼ることにしました。
それが、マネーフォワード ME!
とても簡単に家計簿がつけれましたので、ようやく支出の把握ができるようになりました。
(無料ですので、このアプリだけをインストールしても損はないですよ。)
(慣れたきたらプレミアム「有料」版にバージョンアップもできます。ただし、私はいまだに無料版で済ませています。機能は十分です。)
マネーフォワードのメリット
手書きの家計簿だと、家賃、保険代、携帯電話代など毎月決まった金額も、記入しないといけないところですよね。
マネーフォワード MEでは、毎月決まった金額を自動的に記帳 してくれます。
さらに、パソコン、スマホ、タブレットなど端末を選ばずに利用 できるので、とても楽に家計簿をつけることができます。
私は買い物後すぐに、スマホアプリから使った金額を入力しています。
手書きの家計簿とは違い、記入忘れも少ないのがいいですよね。
さらにマネーフォワード MEのすごいところは、
①毎日のお金の出入りを自動で見える化
コンビニで使った電子マネーも、お買い物で使ったクレジットカードも、お給料が振り込まれた銀行口座も、お金の出入りをこれ1つで確認できます。
②銀行やカードの残高をまとめて見える化
生活用や貯金用、いくつもある銀行口座の残高から、クレジットカードの今月の利用額、ポイントやマイルの残高まで、あなたの資産をまとめて確認できます。
③今月何にいくら使ったかを見える化
毎日の支出を、食費や日用品などに自動で分類。何にお金を使っているのか、今月あとどれだけ使えるのか、簡単に確認できます。
より詳しい説明はマネーフォワードMEのHPを参照ください!
固定費の削減「4選」
マネーフォワードのおかげで支出の把握ができるようになりました。
その頃から少しずつお金の勉強を始めていたましたので、どの本にも書いてあるのが、固定費から見直すこと!
特に我が家では次の4つに手をつけることにしました。
- 保険の見直し
- 携帯料金の見直し
- 家賃の交渉
- 子供の習い事の見直し
この4つを見直し、交渉したことで月間6.5万円、家計を改善できました。
保険の見直し
保険代ってみなさん結構かけていませんか?
我が家も月に2万5千円ほど、保険代にかけていました。
- 生命保険(私)・・・ 7,000円
- 生命保険(嫁)・・・ 5,000円
- 医療保険(私)・・・ 7,000円
- 医療保険(嫁)・・・ 6,000円
お金の本などを読んでいくと、貯金があれば「医療保険」は必要ないと書いてありました。
実際、医療保険を計算すると、、、
夫婦二人で1.3万円、、、
年間15.6万円の支出、、、
よって、年間15.6万円 の分、入院費がかからないと元が取れない ことがわかりました。
それならば、独身時代の貯金一部(100万円)を「医療保険」代わりと思い、別口座(医療費口座)に移して入院したときには、この口座から出すことに決めました。
それにより、医療保険を解約 できました。
さらに、生命保険 は結婚当初に加入した保険(13年前)でしたので、現在では もっと安い保険が出ており そちらに 乗り換えました。
- 生命保険(私)・・・ 3,000円
- 生命保険(嫁)・・・ 2,000円
合計で 2万円保険代を削れました。
生命保険の補償内容もほぼ変わらずでした。
そのときに利用したのは、保険の代理店 です。
さらに代理で保険会社と契約までしてもらえて、しかも無料!
特に安い生命保険は、直接生命保険会社に問い合わせるのか?保険の代理店でしか扱いがありませんでした。
必要ない保険は、断っっても大丈夫ですので安心してください。
オススメの保険代理店
「保険チャンネル」です。
保険チャンネルの特徴
- 相談はすべて無料
- 47都道府県どこでも対応
- 自宅、カフェ、ネットで相談可能
- 運営会社がリクルートグループだから安心
簡単に保険の見直しができるのがいいですよね。
携帯代の見直し
我が家は夫婦で携帯電話(スマホ代)が月に2万5千円でした。
大手キャリアのソフトバンクを使っていました。
それが今では、月間2,468円と約23,500円節約できました。
・スマホ料金(私):12,500円 → 1,390円(日本通信)
・ スマホ料金(嫁):12,500円 → 1,078円(楽天モバイル)
日本通信は
- 電話:70分無料
- 通信:6Gまで
こちらのプランで契約しました。使い始めて1ヶ月ぐらいですが、ドコモ回線を使用しているのでソフトバンクよりも繋がりやすい気がします。
今のところ不便はありません。
さらに、嫁は楽天モバイルの1年間無料(現在はキャンペーン中止)に申し込んで、昨年12月までは無料でした。現在は3Gまでの使用で980円(税抜)です。
通話品質はあまり良くありません。
特に駅やお店の地下に入ると電話が繋がらなかったり、ネットに繋がらなかったりと不便を感じることがあります。
それ以外は不便を感じたことがありませんので、継続して12月までは使っていく予定です。
今後の行動として
しっかりと調べてじっくり考えたいと思います。
子供の習い事の見直し
子供の習い事 は、以前の我が家では聖域として 絶対に削減しない領域 でした。
しかし、毎月赤字で将来子供の教育資金(大学)も貯めれない家計でしたので、聖域に手をつけました。
まず最初に、「必要な」習い事と「必要でない」習い事に分けました。
- 親が習わせたいだけの習い事(親の見栄など)
- 子供がやりたくない習い事
この2つを条件に、我が家では 習い事を見直しました。
- 空手(2人)10,000円 → 0円 (子供が行きたくない & 親の付き合い)
- ピアノ(2人)11,000円 → 6,000円(1人)(中学校になり長女が行く時間がない)
- そろばん(3人)15,000円 → 10,000円(2人)(子供が習いたくない)
3.6万円習い事に掛かっていた費用を、2万円削減 して、1.6万円まで削りました。
削減した2万円のうち1万円で、通信教育を習わせたい と思い、資料を集めています。
無料ですべての資料を集められる ので、一旦は資料を取り寄せて検討したいと思います。
塾に行くよりもコスパもいいと思いますので、これから検討してみます。
家賃の交渉
*持ち家の方はこの項目はパスしてくださいね。
家計費の割合をもっとも占めているのが、我が家では「家賃」です。
我が家では、支出の約3割を家賃が占めています。
少しでも家賃を値下げしたいと思い、緊張しながら管理会社に「家賃」の値下げ依頼 をしました。
結果的に 1,000円/月値下げ することに成功しました。
月間1,000円と少ないと思いますが、クオリティが変わらずに価格が同じなのは嬉しいですよ。
毎月1,000円収入が増えたのと同じですからね。
副業で1,000円稼ぐって大変ですよ。
ただし、交渉してみて家賃が安くなれば儲けもんと思って、確認してみてくださいね。
変動費の削減「3選」
ここからは変動費について節約を紹介します。
- 電気・ガスの見直し
- 食材の使い切り
- 安い食材を選ぶ
実際、固定費の節約に比べると変動費の節約金額は少ないです。
特に食材を使い切る、安い食材を選ぶは、頑張っている感はあるのですが、結果がついてこないのが実情です。
ただし、考え方はすごい大事になりますので、ぜひ読んでもらえると嬉しいです。
電気・ガスの見直し
電気・ガス代は今までは中部電力ミライズ(中部電力グループ)で契約していました。
契約先を楽天でんき・ガスに切り替えたことにより、月間 1,000円 ほど 安く なりました(2021年7月現在)。(2022年8月現在は楽天でんきの方が中部電力ミライズよりも高いです。今月中部電力ミライズに再度乗り換えました。)
同じ電気量・ガス量を使って安くなっていますので、家賃と同じ効果があります。
中部電力ミライズよりも安い会社はあるので、じっくりと調べて見るといいですよ。
食材を使い切って、食べ切る!
- 食材を冷蔵庫で余らせて腐れてせしまったことありませんか?
- おかず、副菜を作り過ぎてしまって、余らせて捨ててしまったことありませんか?
食材を無駄にせずに、使い切って、食べ切るのは、意外にむずかしんです。
我が家も、安いお得な食材が大好きなので、、、、大容量で購入 することがよくあります。
100gあたり玉ねぎ、にんじん、ほうれん草は安いのですが、購入して腐らせてしまい、捨てた食材を考慮 すると、通常より3割ほど高い価格 になったりと、、、
さらに、食材を腐らせるよりもと思い、副菜を多く作り食べきれなくなったりと、、、
我が家でも昔は 食材の1割ぐらいは廃棄 していたと思います。
今では ほとんど廃棄することも無くなりました。
廃棄をなくす方法
廃棄をなくす方法の一つに、冷凍できる食材は 消費期限、賞味期限 が 近づいて きたら 冷凍保存 する!
それにより、劇的に廃棄ロスが減ります。
食べたいときに解凍すればOKです。
さらにもう一つは、1週間分の献立を立てて買い物に行って、献立通り料理を作るです。
DELISH KITCHEN(有料)では、1週間の献立がアプリで確認できます。
動画も一緒に見れますので、料理で困っている方にはオススメです。
ただし、月間480円(税込)でかかりますので、注意してくださいね。
月の料金以上に節約できればオススメですよ。
安い食材を選ぶ
安い食材を選ぶことは、どの家庭でも重要視されているのではないでしょうか?
さらに、節約と言ったら食費から!
と、思っている方も多いのではないでしょうか?
私も最初は、食費から節約に取り組みましたが、長続きせしませんでした。
さらに、生活の満足度も下がる結果となりました。
安い食材を探すよりも、固定費の削減をした後でもどうしても削減したければ手をつけられるのをオススメします。
ただし、我が家も「安い」「お得」「お値打ち」は大好きです。
例えば、激安スーパー、精肉店、魚屋の記事も書いているほど!趣味に近いです 笑。
名古屋の激安スーパーまとめ『9選』 名古屋の激安精肉店のまとめ『4選』 愛知県で激安に魚を買えるお店『3選』さらに安い商品を探すときには、無料のチラシアプリ を使っています。
家から近くのスーパー、ドラッグストアなどのチラシが無料で見れます。
我が家は新聞を購読していないので、大変助かっています。
収入のアップ「2選」
今までは支出を減らす動きをしてきました。
固定費、変動費合わせて、約7万円の削減ができました。
しかし、タイトルの「月に10万円、家計を改善した・・・」までは あと3万円足りません。
ここからは 収入アップの方法 について 解説しますね。
支出を抑える行動が「守り」とすると、収入を増やす行動は「攻め」となります。
収入が劇的に増える場合もありますので、トライする価値はあると思いますよ。
転職活動をする!
私は転職を2回経験しました。
- 1回目は『JACリクルートメント』・・・26歳で転職
- 2回目は『リクルートエージェント』・・・28歳で転職
その結果、1回目で 約50万円年収が上がり、2回目で 約100万円年収が上がり ました。
転職を2年間の間で2回実施し、合計で150万円年収が上がりました。
*150万円収入が上がったのに、毎月5万円の赤字でした。転職していなかったら、と思うと怖くなります。
その当時は、仕事がただただ「きつかった」のでお金よりも勤務時間を削減したい一心で転職活動を行いました。
結果として収入も増えていきました。
しかし、私のような 勤務時間を優先すると転職活動は失敗する可能性も高いのです。
じっくりと 自分の市場調査 をして、複数の転職エージェントに登録 されることをオススメします。
絶対に安売りしてはいけません。
自分の市場価値を知る絶好の機会だと思いますよ。
いつでも転職できると思いながら会社に勤めるのと、この会社しかない!と思いながら働くのでは、前者が心に余裕を持ちながら働けますよね。
副業で稼ぐ!
ライフワークバランスを大切にと言われて長く、政府も副業を推進する動きとなっています。
実は私も副業で収益を得ています。
現在は、ブログで月に3万円ほど収入 があり、支出削減で7万円、家計改善で合計で 10万円を達成 しました。
ブログは開始した1年目は月間2,000円とほとんど稼げませんでしたが、徐々にアクセス数も増え、収益も上がるようになりました。
ブログは、
- 文章を書くのが好き
- 仕事する場所に拘束されない
- 人に有益となる情報を発信したい
などなど、気持ちのある方に向いています。
今では、アメブロやFC2ブログとは違って、自分独自のブログを30分もあれば作れます。
費用 も 月間1,000円以下と格安 ではじめれますので、興味がある方は初めてみてはいかがでしょうか?
まとめ
我が家の家計改善の方法を10個紹介しました。
すべて同じように改善する必要はありません。
1つ、2つと改善できる項目 があれば、少しずつ取り組んでみてはいかがでしょうか?
例えば、「保険の見直し」「携帯電話の見直し」もしくは、「家計簿をつけ始める」でもいいと思います。
一歩一歩進んで行くと、確実に家計が改善していくと思います。
我が家では、固定費、変動費の支出がひと通り終わりましたので、今後は収入を増やすために努力していきます。