りんごの美味しい時期になり、いろんな品種のりんごが出回っていますが、それぞれ特徴が違うのでお気に入りのりんごを探すのも楽しいですよね。
そんな中、今の時期ならではのりんごがあります。
蜜入りりんご!
りんごを切った時に蜜が入っているとテンション上がりませんか?
品種によって蜜が入りやすかったりするので、どんな品種に蜜が入りやすいか、また蜜は甘いのか、時間が経つと蜜はどうなるのかなどをご紹介したいと思います。
早速レポしますね。
- 蜜入りりんごは甘いの?
- りんごの蜜は甘くない?
- どんなりんごに蜜が入りやすい?
蜜入りりんごは甘いの?
りんごの蜜の正体は?
りんごの蜜の正体はりんごが完熟するとできるもの。
りんごの木でりんごが完熟すると自然にできるものなんですって。
りんごの細胞に入りきらなくなってあふれたものが蜜として見えるそうですよ。
ですので、蜜入りりんごが完熟していて甘いと言えますね。
ただ、収穫してから時間が経つと、蜜はりんごの実に吸収されて見えなくなるので、蜜をみたい方は早めにカットしたほうが良さそうですね。
りんごの蜜は甘くない?
りんごの蜜と皮の部分の糖度を比較!
蜜入りりんごが甘いのはわかりました。
蜜入りりんごが甘いってことは蜜が甘いの?って思いますよね。
今回、糖度を測ってみました。
皮めに近い部分の糖度です。
芯に近い蜜の部分の糖度です。
3.5%の違いがありますね。
よくりんごは芯に近い部分より皮の部分が甘いって言いますが、それは蜜の部分も同じですね。
蜜は中心部分に入りやすいですね。
『こみつ』などは皮めの方までしっかり蜜が入っている場合もありますが、スーパーで出回っている蜜入りりんごは芯の周りに蜜が多く入っていることが多いですね。
他のさんふじでも比較してみましたが、こちらは皮めの部分、16.3%。
芯周りの蜜の部分。12.2%。
実際糖度を測ってみるとわかりやすいですね。
蜜自体は甘いわけではなさそうですね。
しかし、蜜が入っているのは完熟している証拠なので、りんご全体は甘い傾向にあります。
どんなりんごに蜜が入りやすい?
蜜の入りやすい品種があるので、ご紹介しますね。
サンフジ
一番手に入れやすいのが『サンフジ』。
こちらは長野県の角野農園のりんご。
バチバチに蜜が入っていましたよ。
りんごの糖度も17%と高かったです。シャリ感もよく、食感も良いですね。
名月
近年人気の品種。名月りんご
※ものによっては入ってないものもあり個体差があります。
芯の周りに入っていました。
シャキシャキと食感もよく、酸味はほとんどなく甘さもしっかりあるので、甘いの好きな方にはオススメ!
シナノホッペ
平成23年に品種登録された割と新しい品種のりんご。
しっかり甘さもあり、程よい酸味もあるので、味の濃いりんごです。
ムーンルージュ
2018年に品種登録された新しい品種。
黄色っぽいりんごで果肉が赤く色づくと皮が透けてオレンジ色に見えます。
向かって左がサンフジ、右がムーンルージュ。
私が買ったムーンルージュはたっぷり蜜が入っていました。
糖度も19%と高く、甘さと柔らかい酸味があり後味がすっきりしています。
【希少品種】ムーンルージュりんごは中が赤い!価格はどれくらい?味は?どこで買える?ムーンふじ
品種はふじ。
収穫ギリギリまで袋にかけて栽培するので、赤い色がつかないそうです。
長野県の限られた地区でしか作られていないそうで、とても貴重!
香りのいいりんごです。
果肉はふじより柔らかい印象。サクサクしていました。
柔らかめなので、打ち身しやすいので持ち運びには気をつけてくださいね。
(希少品種)長野県ムーンふじりんごの味は?どこで買える?値段は?こうとく
黄緑色の地色にピンクがかっている外観で、やや小ぶりのりんご。
蜜の入りやすいりんごで写真の蜜は少なめですが、たっぷり蜜の入っているものもあります。
硬めの食感で、果汁は多め。甘さもあるので人気のある品種。
ひとことコメント
蜜入りのりんごに当たると嬉しくなります。
近年いろんな品種が出回っているのですが、甘い、酸味、硬め、柔らかめ、蜜入り、加工向きなどといろいろあるので、たくさん食べてお好みのりんごを見つけてみてくださいね。