今まで全国のメディアに200回以上は登場したという名古屋市中村区にある「喫茶店ツヅキ」。お客さんは今や全国にとどまらず、全世界からくるというマスター。
こちらの名物マスターが披露してくれるカフェオレの天井落としが神レベルのパフォーマンス性で話題になっています。土日は2時間待ちとのこと、今回は平日の2時過ぎ、待ちなしでやってもらえました。平日のお昼過ぎ、穴場ですね。
マスターは、天井落としを注文した人を楽しませてくれるおもてなしの心が半端なく、楽しい時間を過ごせました。空気感も楽しかったので、ブログでは伝えきれるかわかりませんがなるべく忠実に書いていきますね。
■喫茶店ツヅキの場所、営業時間など。
店舗名 | 喫茶店ツヅキ |
住所 | 名古屋市中村区太閤通6-1 ツヅキビル2F |
電話 | 052-482-0001 |
営業時間 | 7:30~19:00 |
定休日 | 年中無休 |
HP | http://kissatuzuki0.wixsite.com/kissatuzuki |
太閤通沿いにお店はあります。名駅方面から行くと萬珍軒やHappy&Gelato Factory
、シズク、スシローがある通りです。シズクからは本当目と鼻の先くらい。シズクの記事は一番下に貼りますね。
建物の入り口にはモーニングやランチのメニューが載っています。
建物の壁には「ユニークなコーヒーを研究して創業70年」老舗ですね。なんか、間違いなく面白そう、と期待が高まります。
「不在時やお疲れモードの場合はパフォーマンスは許してね」って書いてあったから今回はどうかなって。絶対見たいから今日は「お疲れてないで〜」って思って階段で2階に上がります。
階段を登りきると綺麗な文字でオススメメニューが書いてあります。そして、右を向いた瞬間・・・!
え?開店祝いの花?ってくらい賑やかな店内。勇気を振り絞って入ります。
■お店の雰囲気
原色鮮やかな植木の花たちが迎えてくれます。テーブルは4名がけのが何個かありましたが、花で囲まれているので個室風なイメージ。隣を気にせず、話ができます。
植木鉢の統一感のなさも愛着わきます。
■名物マスター
優しい面持ちで、ちょっと濃いめのキャラクター。話し上手なマスターの話は面白く、どこから冗談でどこから本気なのかわからないがとにかく面白い。
一緒に写真を撮ってくれます。
「パフォーマンスするから盛り上がってね」と騒いでもOKな様子。
■過激なパフォーマンスの「カフェオーレ(540円)」
私たち「天井落としをお願いします」
マスター「そのメニューはない。みんなテレビの見過ぎ。ちゃんとした商品名で言って」
私たち「ちゃんとした商品名って?」
マスター「・・・カフェオーレ」
私たち「じゃあ、カフェオーレの天井から落とすのください」
マスター「過激なパフォーマンスのと2分で終わるのはどっちがいい?」
私たち「え?過激なパフォーマンスって!!脚立以外の何があるの?もちろん、そっちの方で!」
マスター「いいの?途中で嫌って言ったら怒るよ。」
私たち「大丈夫です!」
マスター「あっちの広い席に移動して。自分でコップとおしぼり持ってね」
・・・このゆるい感じがたまらない。
カタカタ運ばれてきた何も入ってないコーヒーカップ。テーブルの上に並べられます。
カチャカチャ持ってきたのは普通の脚立!出たー脚立!
マスター、おもむろに脚立に登ります。
淹れるときは脚立の低い位置から始まり、
腰を上げてだんだん高い位置に、
立って淹れて、
天井に「コツン」で終わり。
この泡。でもこれで終わりでなくて。
脚立から降りてテーブルの高さからモリモリになるまでコーヒーとミルクを注ぎます。この距離感でもこぼさず、淹れてくれます。
ビール注ぐみたいに「おーとっとっと!」
となりますが、泡も入ってきもこぼれずカップの上に綺麗にキープ。
この後は鼻の頭に泡をつけて写真を撮ります。ここは写真を割愛させていただきます。
なめらかな味わいのカフェオーレ。泡がなくなったら横に添えてある生クリームを入れてウインナーコーヒーに!2度楽しめる。
■撮影指示には従わないと怒られます。笑
「あなた、この椅子にたって」
「あなたは脚立の下ね」
「あなたは椅子に座って」
「あなたは隣の席に行って、花と花の間から隠し撮りして」
と「天井落としのカフェオーレ」が始まる前に細かい指示が入ります。笑
隠し撮りの様子。
なかなか脚立の下に入ることはないので新鮮な体験ができますよ。
これ、1回目の天井落としの様子。4回天井落としができるので、いろんな場所で見れて楽しかったです。
2回目はみんな撮影場所が変更になり、動画班、カメラ班に振り分けられます。
4回目はキャンベルさんがチャレンジ。
マスターからやり方を直伝して・・・・・・もらわず、いきなり挑みます。
「はい、やって」の一言で天井落としが始まります。
いい感じでカップにインできていました!スゴイ!
■撮影タイム
カフェオーレが注がれたら、飲む前に、脚立を使っていろんなポーズを撮って写真を撮ってくれます。しかもコーヒーとミルクの入ったポットをもたせてくれます。
口の中に直接淹れてくれる、「ダイレクトカフェオレ」。こちらから見るとまるで歯医者的な絵になりまして、こちらもお見苦しいので写真は割愛します。笑
そして
最後は・・・
ジャーン!
まるで南国の劇団のよう。
■いろいろ突っ込みどころ満載な店内
「レギューラーブレンド」、「コロンビアブレンド」、「マンデリンブレンド」・・・うんうん、コーヒーにこだわっているのね。
豆も売っているようです。
「ウインナーコーヒー」、「シナモンコーヒー」、「カフェショコラ」・・・うん、おいしそう!
「ぜんざいコーヒー」 ぜんざいとコーヒーのミックス? でもおいしそう!
「日本茶コーヒー」 日本茶なん?コーヒーなん?どっち?!
「抹茶コーヒ」 コーヒって!もうコーヒーですらない?!しかも抹茶と合わせてしまう。
続けてメニューを見ていくと「うめぼしコーヒー」! もう、すでに味の想像ができない。笑
店内のいたるところにある派手やかな花たちは、観葉植物と造花の華麗なコラボ。
「ダイソーの造花が本物っぽくてええ!」とマスター。マスターイチオシの花たちは観葉植物の植木鉢にバスバス刺さってます。
■パフェはボリューム満点!4人でシェアしました。
到着したパフェの盛り付け感が最高。もう、どこが正面なのか。綺麗にフレームに収まらず、写真がうまく撮れません。
ここで、マスターの撮影の指示が入ります。
「動画2人ね、写真2人、構えて!」
・・・動画?!
ひょっとしてこのパフェ動くのか?これで完成系じゃないのか?
すると次の瞬間・・・
ウィーン・・・・手動で回したー!
作るのに、30分かかる「パンケーキパフェ(1080円)」は絶妙なバランスで盛り付けられています。バランス感は見事です。お見事!
フルーツは皮ごと食べられる輸入のぶどう、マンゴー、レッドピタヤ、ホワイトドラゴンフルーツ、りんご、オレンジ、バナナ、キウイ、小玉スイカ、ハネジューメロン、パッションフルーツ、パイナップル、パパイヤ、グリーンのメロンはタカミメロンかなぁ。などなどモリモリ入っています。
器から溢れていて、フルーツの乗り方も芸術的。かろうじて乗っているのではなく、見事な安定感。
取り皿を頼んだら皿もスプーンも揃いではなくバラバラな感じがゆるくて好き。
あとはご自由にって感じでマスターは去って行かれました。
その後は、奥の席での注文されたアイスコーヒーやフードを運んでいましたが、普通のマスターに戻っていました。そのギャップがなかなか楽しかったです!
■ひとことコメント
感動の「天井落としのカフェオーレ」はぜひ過激なパフォーマンスで。お客さんを楽しませてくれるおもてなしの心が満載のマスター。みんなが楽しめるように心配りもしてくれるので居心地も良く、満足度がかなり高いです。
天井落としを見たい方は是非2名以上で行くのがオススメ。一人だと心細いと思うので。笑
そして、今回思ったのが、伺った時のも他のお客さんがたくさんいましたが、みんなこのパフォーマンスを見慣れているようで、「何々?何やってるの?」と来る方はいなかったので、常連の方が多かったのかな?
滞在時間は2時間。時間に余裕を持っていくのがゆっくり楽しめて良いですね。