夏場になると「ニュージーランド産りんご」をスーパーの売り場でよく見かけます。
シャキシャキとした食感とフレッシュな”りんご”の香りが、リピートしたくなります。
- 5〜9月の夏場に店頭に並ぶ
- シャキシャキで果汁が豊富なフレッシュりんご
- 小ぶりのりんごが多い!
「ニュージーランド産りんご」は大きな枠組みで上記のような特徴があります。
しかし品種も豊富で、品種によりそれぞれ味、大きさなどの違いがあります。
この記事では、オススメの「ニュージーランド産りんご」を4種類をご紹介します。
- JAZZりんご
- ブリーズりんご
- こるりんご
- ロキットアップル
最後まで読んでもらえると、「ニュージーランド産りんご」を食べたくなると思いますよ!
料理研究家「ぱる」
野菜ソムリエプロ歴15年、野菜・果物の携わり17年。大手スーパーの青果主任を経験後、名古屋最大手の卸売市場に勤務!結婚・出産後は、野菜・果物に関わる講座・講演に登壇。
現在は、野菜・果物をより多くの方に知ってもらうために、ライターとして活動中。月間32万PVのサイト『名古屋グルメ ぱるとよ』を運営中。YouTubeでは、野菜・果物に特化したチャンネルで活動中『野菜・果物の豆知識 ぱるとよ』。
ニュージーランドの”りんご”とは
ニュージーランド産りんごがなぜ必要?
日本のりんごは、8月〜11月にかけて収穫します。11月、12月に出荷量がピークを迎え、翌年8月ごろまで出荷されます。
ぱる
りんごを長持ちさせるためにCA貯蔵(Controlled Atmosphere:空気調整)が使われます。
しかしどうしても長期で保存されますので、新鮮な”りんご”に比べるとフレッシュ感や食感が落ちてしまいます。
さらに価格も1個あたり150〜250円と高くなってしまい、旬の時期よりも手が出しづらい商品となります。
そこに現れたのが「ニュージーランド産りんご」です。
ニュージランド(NZ)は、南半球に位置し日本の気候と真逆です。
日本が夏のときは、ニュージーランド(NZ)は冬と季節が逆転します。
日本のりんごが少なく味が落ちる夏場に、ニュージランドの秋(3月〜4月頃)に収穫したフレッシュなりんごが日本に入ってきます。
価格も1個あたり日本の”りんご”よりもお値打ち感があり、売り場も増えていっています。
「ニュージーランド産りんご」の特徴は?
ニュージーランド(NZ)の”りんご”は、新鮮ですのでフレッシュ感があります。
シャキッとした歯応えで、皮ごと食べても美味しい品種が多いです。
さらに日本の”りんご”よりも小玉の傾向にあり、ランチの後に1人、1個食べられるサイズの”りんご”もあります。
また最近では輸入される「ニュージーランド産りんご」の種類も多くなり、好きな品種を選びやすい環境が整ってきています。
旬の時期は?
前述の通りニュージーランドのりんごの収穫時期は、3〜4月ごろです。
日本で販売が開始されるのは、5〜8月ごろと日本の夏の時期です。
国産では貯蔵りんごしかない時期に、ニュージーランドのフレッシュな”りんご”が食べられるのは、りんご好きの私にとっては大変嬉しいことです。
ニュージーランドの”りんご”の選び方
ニュージランド(NZ)の”りんご”は海を超えてやってきます!
輸送距離も長いので、”りんご”の傷みを気にされる方も多いのではないでしょうか?
スーパーで購入される際には、次の注意されると”ハズレ”のりんごに当たりにくくなりますよ。
傷んでいない”りんご”を選ぶ
”りんご”は輸送途中や店頭で販売しているときに、傷んでしまうことがよくあります。
袋に入っているときに、軸が”りんご”の実にあたって下の写真のように傷がついてしまうことがあります。
購入前には、
- ざっくりと外から見てわかる傷がないか?
- りんごの側面に、軸の刺し傷がないか?
チェックすると良いです。
オススメのりんご
今までは「ニュージーランド産りんご」の概要、選び方を解説してきました。
ここからは、著者がオススメする「ニュージーランド産りんご」を4つご紹介しますね。
JAZZりんご(ジャズりんご)
まず最初に紹介するのは、「ニュージーランド産りんご」で最もポピュラーな品種「JAZZりんご(ジャズりんこ)」です。
- シャキシャキで甘酸っぱいりんごをたべられる!
- 夏場に食べられる!
- 皮ごと食べられる!
- 糖度が高い!
JAZZりんごは「葉とらず栽培」をされています。
太陽の光を浴びた部分が赤く、葉の影になる部分が黄色くなるバイカラーのりんご!
糖度も高くて甘味が強いです。
*りんごの糖度は、個体差があります。
味はシャキシャく感があり、甘いだけではなく、ほどよい柔らかな酸味もあるので、後味がスッキリです。
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ニュージーランド「JAZZりんご」は皮ごと食べられる甘酸っぱいりんご。糖度も高いよ。ブリーズりんご(Breeze Apple)
次の紹介するのは「ブリーズりんご」です。
- 夏にフレッシュなりんごを食べられる。
- 小ぶりなりんごなので小腹が空いた時にぱくっと食べられる。
- 酸味が控えめ、爽やかな甘味がある。
小ぶりのりんごで片手でスポッと包めるほどの大きさです。
一人で食べてもお腹いっぱいになりすぎなく、ランチ後のデザートや子供のおやつにも最適です。
ジューシーでみずみずしい果肉ですが、香りはあんまりしません。
食感は、ジョナゴールドとふじりんごの間くらいのサクサク食感。
酸味はほとんど感じず、爽やかな甘味のあるりんごで、後味はスッキリしています。
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【ニュージーランド産】ブリーズりんごは、春~夏に楽しめる!こるりんご
次はコストコで購入できる「こるりんご」をご紹介します。
- 夏場にシャキシャキのリンゴが食べられる。
- 1玉200g前後とちょうどいいサイズ!(1日の果物摂取量を賄える)
- 糖度が高くて、甘みが強い!
コストコで購入した「こるりんご」は1個あたり200g前後の大きさでした。
今回紹介するニュージランド産りんごの中では、最も大きいりんごです。
甘味も強く、糖度は16度以上でした。
*りんごの糖度は個体差があります。
こるりんご(KORU)は優しい酸味がありつつ、水分量もしっかりしているので、シャキシャキとした食感を楽しめます。
甘味と酸味のバランスがよく食感も良いです。
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2021年!コストコの「こるりんご(KORU)」は糖度が高い!選び方、保存方法も解説ロキットアップル(Rockit Apple)
最後に紹介するのはコストコで購入できる「ロキットアップル」です。
- 夏場に味の良い「りんご」!
- シャキシャ食感!甘みと酸味のバランスが良い。
- 小ぶりなので、一人で1個食べきれちゃう!
コストコのロキットアップルは、可愛らしい容器に入っています。
1個あたり72gと、今回紹介した「ニュージーランド産りんご」の中で最も小ぶりな”りんご”です。
ランチ後のスイーツに1個丸かじりできるサイズです。
パリパリっとシャキシャキした歯応え、果汁たっぷりです!
甘味があって、ほんのり感じる酸味が夏の暑さにぴったり!夏食べたくなる『りんご』ですね。
芯も小さくて、捨てる部分が少ないです。
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2021年【コストコ】ロキットアップルは期間限定!甘くてシャキッとした味わい!まとめ
今回はオススメの「ニュージーランド産りんご」をご紹介しました。
- JAZZりんご
- ブリーズりんご
- こるりんご
- ロキットアップル
それぞれ品種によって特徴もあります。
国産りんごの食味が落ちる夏に、シャキシャキとして甘味が強い「ニュージーランド産りんご」は”大変ありがたいです。