5月も下旬に差し掛かってきました。梅の時期ですね。
スーパーにいた時に梅の存在を知り、市場で働いていた時に初めて漬けてからすっかり梅の魅力にはまってしまい、毎年6月の楽しみになっております。
以前梅ジュースや梅干しの記事を書きましたが、こちらに完全版としてまとめましたので、初心者の方、ぜひ見ていってくださいね。
毎年何回も梅の講座をしてきましたが、その内容をギュギュッとまとめてあります。
梅ジュースは冷凍梅で作る方が良い?生梅の方が良い?など疑問を解決!
では早速ご紹介します。
失敗しない梅干しの作り方
初心者向けの袋で漬ける梅干しの作り方
梅ジュースよりもハードルが高い梅干しですが、漬け方を覚えたらとても簡単にできますよ。
梅干しと行ったら樽が必要なイメージですが、樽がなくてもできます。ジップロックのような保存袋があれば、できますので、ぜひ、作ってみてくださいね!
初心者の方でもカビる心配なくできる方法をご紹介しています。
- 塩分は20パーセントで作ること。
- 南高梅はしっかり熟させる。
- 傷がついていないもを。
詳しくはこちらで解説しています。
初心者でも簡単!失敗しない、ジップロックで梅干し。袋で漬ける梅干しの作り方塩の種類を変えて漬けた梅干しのレポ。自家製ゆかりの作り方もの記事はこちらを。
7種類の自家製梅干しのレポ。塩の種類は?自家製ゆかりの作り方赤しその下ごしらえの仕方の記事はこちら。
【梅干し作り】赤しその下ごしらえ、入れるタイミングはいつ?
梅ジュースの作り方。
梅の品種は?
愛知県のスーパーでは青梅(古城)、南高梅がメジャーです。しかし、地方のスーパーや直売所には違う品種のものもあります。
今回は古城、南高梅についてご紹介します。
結論から言うと、梅ジュースは青梅でも南高梅でも漬けることができます。
青梅で漬けるとすっきりした味わいの梅ジュースに、南高梅ですとフルーティーな梅ジュースに仕上がりますので、好みで漬けてみてくださいね。
冷凍梅と生梅の仕上がりの違いは?どちらが美味しい?
梅ジュースの作り方は2通りあって、梅を凍らせる方法と梅を生のまま漬ける方法があります。
初心者の方は梅を凍らせた方が失敗がないです。というのも、梅を1日凍らすことで、繊維が壊れて梅のエキスが出やすいです。
梅の香りをじっくり味わいたい方はぜひ生梅のレシピで作ってみてください。仕上がるまでに冷凍梅より時間がかかりますが、香りや風味が良いですよ。
詳しい作り方はこちらの記事でご紹介しています。
初心者でも簡単!2種類の梅ジュースの作り方(レシピ)「冷凍梅」「生梅」はどっちがいい?砂糖は何を使う?梅には穴を開ける?
梅ジュースを漬けた後にはエキスの抜け切った梅が残りますが、きび砂糖や甜菜糖を使った時は梅がふっくらしていることも多いです。
また、梅に穴を開けるとぷっくり膨れた梅が多くできます。穴を開けると一度出た梅のエキスが梅に戻るのですって。
ですので、梅ジュースを漬けた後に梅も食べて楽しみたい時は砂糖をきび砂糖や甜菜糖を使うとか、梅に穴を開けるとぷっくりした梅ができる確率が高いですよ。
詳しくはこちらを見てくださいね。
梅ジュースの梅は穴を開けた方が良い?砂糖は何を使う?梅ジュースに相性抜群の氷砂糖
氷砂糖はロックとクリスタルがあります。
梅のそばに氷砂糖が一緒に売っていると思いますが、ロック氷糖とクリスタル氷糖があって、どっちがいいの?と悩まれたことはありませんか?
どっちがいいというものではなく、ロック氷糖は溶けのが早いので、漬け込み時間が短い梅ジュースに向いています。クリスタル氷糖は溶けるのに時間がかかるので、梅酒に向いていると言われていますが、味はどちらも同じなので、どちらでもできます。
好みの問題ですね!
工場見学など詳しくはこちら。
【岐阜県】中日本氷糖の工場見学が楽しい。梅ジュース・梅酒には氷砂糖梅味噌の作り方
梅味噌もオススメ!作ってあるといろいろ使えますよ。
梅味噌の作り方は簡単!
梅と味噌、砂糖(全て同量)を袋に入れて1か月保管。
梅の水分が出てきてひたひたになってきました。
梅もエキスが出切ってしよしよです。
梅の種を取り出し、ホウロウの鍋で煮詰めます。半分くらいに水分が飛んだら梅味噌の出来上がりです。
梅味噌の使い方は?
酢味噌の様に使うのが一般的。
お浸しにした野菜にかけて。どんなやさいもOK。
写真の様にいんげん豆はもちろん、小松菜、ホウレンソウ、もやしも美味しかったですよ。
鶏肉も相性が良く、鶏ムネ肉に漬け込んで炒めても美味しいです。鶏ムネ肉がしっとりしてぱさぱさしない!
素麺もめんつゆではなく、梅味噌を乗っけて食べるのもあり。
また、白身の刺身も梅味噌で食べるとサッパリして美味しいですね。
結構なんにでも使える便利な調味料になりました。
ひとことコメント
1年に一回の梅の時期。梅ジュースや梅干しの作り方をご紹介しました。どちらも簡単にできるので、ぜひぜひ漬け梅を楽しんでくださいね。