冬の季節になると「石焼~き芋!お芋、お芋。ふっくら、あつあつのお芋」と移動販売の焼き芋屋さんが恋しくなりますよね。
ホクホクした焼き芋は甘みが強くて、脳内麻薬のように一瞬で幸福感を上げてくれます。
だが、あまり知られていないのですが、焼き芋とひとくくりに言っても、種類が違うんです。
それは何かと・・・言うと。安納芋、鳴門金時、紅はるかなどなど、品種によって味が全く違います。
鳴門金時と紅はるかの焼き芋は、「えっ!別のジャンルの食べ物じゃないか」と思うほどです。例えるならば、うどんとラーメンほどの違いがあります。
しかし、同じ焼き芋なのです。そう、それほどまでに焼き芋には幅広い品種(さつまいも)があるので、食べ比べてみても楽しめるのが良いですね。
さて、今回紹介するさつまいもは、希少性が高くあまりスーパーで見かけない「紅ことぶき(紅寿)」。
ネットでは大阪中央卸売市場で販売されています。
豊富な食物繊維とビタミンCたっぷりのさつまいも。
ほっこりと甘いさつまいもの主成分はでんぷんで、
加熱するとでんぷんの一部が糖質に変わり甘みが増します。豊富なビタミンとともにカロテンも含まれており、オレンジ色の品種では、
その含有量は緑黄色野菜をしのぎます。
切ると出てくる白い液はヤラピンという樹脂の一種で、食物繊維との相乗効果でおなかの中がすっきり!
芋の皮は濃紅色で中は黄白色の見た目もきれいなさつまいも。
いわゆる「さつまいも」らしいお芋です。
甘みが強く食味が優れる万能型で、冷めても美味しい種類です。*引用元:大阪中央卸売市場
早速、紅ことぶきのレポを開始しましょう!
出会いはピアゴ(守山店)で一目惚れ!
最近焼き芋にハマっている我が家は、言うなればマイブームは焼き芋!
鳴門金時、安納芋、紅はるかなどなど、品種ごとに焼き芋を楽しんでいます。作り方はオーブン(後ほど説明します)。
そして、最近では品種ごとの違いだけでは飽き足らず、炊飯器で焼き芋などと作り方を変えて探求しています。
それほどまでにハマっている焼き芋なので、スーパーに寄るとついつい新しい品種(恋人)がないか探しています。
そして、今回出会ったのが「紅ことぶき(紅寿)」
さつまいもに恋い焦がれる私は、ニューフェイスに一目惚れ。これは不倫ではなくて、一夜だけの過ち。そう、鳴門金時さん、安納芋さん、あなたたちのことは大好きなの。しかし、今夜だけ「紅ことぶき(紅寿)」と一緒にいさせて・・・。
と、頭の中で妄想しながら紅ことぶきを一つ、二つとカゴへ移してしまった。もう、ここまで来たら引き返せない・・・レジを過ぎて家へ・・・
オーブンで作る!焼き芋の作り方
焼き芋はお店で買うのが常識と思っているあなた!
オーブンさえあれば、家で超簡単に作れちゃうんです。作り方は次の通りです。
1.焼き芋を水で洗い、アルミで包む。
2.予熱なしでオーブンで160度、90分加熱
3.竹串がすっと仲間で刺さったら完成!
たったこれだけです。とっても簡単ではないでしょうか!?
しっとりとした紅ことぶきは絶品!
早速、上記の方法で焼き芋(紅ことぶき)を作ってみました。
出来立てを食べたかったので、アツアツの状態でアルミホイルを剥がしました。焼き芋の甘い蜜のような香りが、部屋に広がります。
焼きたての紅ことぶき、表面が濃い紅色に染まっており、見た目も綺麗でした。
アツアツの焼き芋を素手で半分に割ると、栗色の中身が姿をあらわしました。
もうこの時点で、食べたくてしょうがなく、スプーンで一口大の大きさに・・・それを口に運ぶ!
口の中でしっとりとしたデンプン質がくち全体へと広がり、その後甘みが脳へ伝わってきます。
デンプン質がねっとりと口の中で止まり、味わいが長続きします。
一口食べると、もう一口と、どんどん進み、あっという間に1本食べてしまいました。
ダイエット中の方は要注意ですね。
さつまいもの珍し品種の紅ことぶきはいかがでしたでしょうか?スーパーで見かけたら思い出してくれたら嬉しいです。
オススメ さつまいもの記事!
野菜ソムリエがお伝えする『さつまいも』の産地・栄養・品種について!
干し芋作りの前段取りでこんなに違う!『焼き芋』VS『茹で芋』
マジで美味かった「冷やし焼き芋」!ドール(Dole)さんの『秘蜜のぽてと』で作ってみた。
ドール(Dole)さんの「秘蜜のぽてと」(鹿児島種子島産 安納芋)が、届きました。