桃の時期が終わりになってくると寂しくなりますが、秋に向けて美味しい果物が登場します。その中でも注目するのがすももの『貴陽(きよう)』。すももって酸味がしっかりあって、酸っぱいイメージですが、貴陽(きよう)は糖度が19%超え!びっくりする甘さです。
桃より甘い!美味しい!とリピーターも多い果物ですって。
貴陽(きよう)はスーパーでも手に入りますが、お気に入りの八百屋さん『八百屋の壮』で大々的に販売されています(2020年8月現在)。
野菜ソムリエプロ ぱる
今回は、『貴陽(きよう)』をご紹介します。
貴陽(きよう)はどんなすもも?
貴陽(きよう)の特徴は?
山梨県で発見された中生種のすもも。大きいものは300gくらいのものもあるのだとか。
赤紫の綺麗な外観。
食べ頃まで常温で置いておくと美味しさを発揮します。
貴陽(きよう)の旬の時期は?いつ出回る?
7月中旬〜8月下旬頃!
旬の時期は、約1ヶ月と短いのです。
最近では、高級果物として百貨店の果物売場、贈答用としてネットでも販売されています。
価格はいくら?贈答にもオススメ!
今回は八百屋の壮で購入。2個580円だったかな。スーパーではもう少し小ぶりなのが4個で680円で販売されていました。丁寧に白色の『フルーツキャップ』に入っていました。
野菜ソムリエ ぱる
八百屋の壮には贈答用の貴陽もありましたよ。
とっても美味しいので、贈答用にも向いていますね。
楽天市場では不揃いの自家用の貴陽もありますね。
貴陽(きよう)を食べた感想は?
貴陽(きよう)は買ってきてすぐ食べられる?
買った時に皮が硬くて香りがまだしなかったら3〜5日常温に置いておくと良いです。
香りが漂ってきて、弾力が出てきたら食べごろですよ。
野菜ソムリエ ぱる
上から見るだけではなく、下も見た方が良いです。もし下が傷んでいると腐ってきてしまうので、毎日貴陽の様子を確認した方が良いです。
ヘタがついている部分に切れ目がある場合は要注意。食べごろになる前に傷口から傷んでくる可能性があるので、毎日確認してくださいね。そうすると、傷む前に食べられるのでね!
どうやって切る?皮の剥き方は?
包丁で半分にカットします。
種がついている部分はさらに半分に切り、種を取り除きます。
食べごろになると包丁を使わなくても綺麗に皮が剥けます。
動画でも桃の切り方は紹介しています。
果汁がハンパなくて、繊維でようやく果汁を閉じ込められているような感じです。ちょっと待ちすぎた感があるかもしれないですが、果汁がたっぷり口の中でとろける食感。
ガツンとくる甘さの後にキリッとした酸味が心地よいすももですよ。とにかく甘い!
柔らかいので、丸ごとかぶりつきたい方は、
丸ごと皮を剥いてかじりついてもOK。
甘さはどれくらい?
すももの中では甘さはダントツ!
すももは皮近くが一番甘いとのこと、皮ギリギリのところで糖度を測ったら19.9%ありました!
ちなみに種の近くの方が甘さは控えめ。とはいえ、桃よりも甘い16.6%ですよ。
すももの他の品種は?
サマーエンジェル
ソルダムと太陽の掛け合わせて、甘さもしっかりある品種。はじめに甘さが口いっぱいに広がり、すっきりした味わいなので、さっぱりと頂けますよ。
【果物のプロ解説】すもも!サマーエンジェルの特徴、味、保存方法、切り方、価格!ひとことコメント
すももの中ではダントツの甘さを期待できる『貴陽(きよう)』。しっかり甘くて果汁たっぷりなので、好きな方も多いようですよ。
出回る期間は短いので、食べたい方はスーパーや八百屋の壮をチェックしてみてくださいね!