名古屋の名物「てんむす」は海老天がおにぎりに入っていて、美味しいですよね。
名古屋にはたくさんの専門店があります。
そのてんむすの横に添えてあるのは『きゃらぶき』。
この、黒っぽい縦長のが『きゃらぶき』。
こちらは金山のにぎりたてで買ってきた天むす。
この『きゃらぶき』って家で作れるって知っていましたか?
春先に出回る「山ふき」を使うと簡単に美味しくできますよ。
今回は山フキを使った『きゃらぶき』の作り方をご紹介します。
- 山フキと通常のふきの違いは?
- 山フキはどこで買える?
- 『きゃらぶき』の作り方は?
山ふきの特徴
山ふきってどんな野菜?産地は?
綺麗な薄緑色で通常のふきと比較すると細めで、短いです。
通常の早生ふきなどは皮を剥かないと美味しく食べられないのですが、山ふきは皮ごと作ることができます。
私が買うのは秋田県の山ふきが多いですね。
山ふきの旬は?
4月中旬〜5月くらいにお店に売っていることが多いです。
どこで買える?ネットでも販売しています。
今回は高辻のバローで買いました。
高辻のバローは産直コーナーに売っていることが多いですね。
スーパーでは買えないって方にはアマゾンなどネット販売もオススメ。
早生ふきとの違いは?
こちらは通常の早生ふき。
煮物にしたり、炒め物に使うふきです。
皮が硬いので剥いてから使います。
板ずりして茹でてから剥くと剥きやすいですよ。
山ふきの見分け方
鮮度良い山ふきは?どこをみて買う?
切り口が新鮮なもの
綺麗な黄緑色をしているもの
を選ぶと良いですね。
『きゃらぶき』の作り方
工程は簡単だけど、時間がかかります。
(材料)
山ふき 1束
塩 小さじ1
醤油 大さじ3
砂糖 大さじ3
みりん 大さじ1
作り方
1)山ふきを洗って、塩をまぶし、板ずりをします。
2)食べやすいサイズにカットします。
これくらいのサイズ感です。
切り口が汚かったらこのタイミングでカットしておくと良いです。
3)沸騰したお湯に塩がついたままの山ぶきを入れて10分茹でます。
4)お湯を切って、1時間〜2時間ほど水につけてアク抜きします。
5)水気を切った山ふきと調味料を入れて弱火で1時間ほど煮ます。
1時間が目安ですが、ふきの水分量によってもう少し早めに仕上がることもあります。
煮汁がなくなったら完成です。
すっかり水分が抜けて、味が染み込み美味しそうにできました。
どれくらい保存できる?
しっかり目に味付けしてあり、水分を追加していない(水分はふきの水分だけ)ので、3週間ほど冷蔵庫で保ちます。
動画で解説
ひとことコメント
期間限定の山ぶき。