美味しいお米が、最近多くなってると思いませんか?
栽培技術、低温保管の普及、炊飯器の進化のおかげです。昔は、不味いお米は、ほんと食べられませんでした(個人的感想)。
品種としても、
『コシヒカリ』、『あきたこまち』、『ひとめぼれ』、『ヒノヒカリ』などなど、一般的に有名な銘柄から、
新品種の
『ゆめぴりか』、『つや姫』、『いちほまれ』、『にこまる』などなど
各都道府県により品種も様々で、味もさらに美味しくなっています。
それによって、問題が発生!
ぱる
そうなんですよね。どれがおすすめか?わからないですよね。
ぱる
ぱる
とよ
こちらの商品は真空パックだから、鮮度を維持してくれますよ。
しかし、もっともっとお米を知りたい方は、選ぶ方法を説明しますね。
とよ
令和元年産の特A銘柄がおすすめ!
一般的に、コメの美味しさは人それぞれだから、一概にどれが美味しいか?とあまり言えないんだけど、、、
第三者機関の穀物検定協会が評価したお米で、特A(最高食味)を獲得したコメを選ぶと、美味しいコメに当たる確率は高くなるよ。
試験研究機関、生産者、生産者団体、企業等からの米の食味評価の依頼により行う食味官能試験、理化学分析、公益事業として実施している食味ランキング試験があります。
専門の食味評価エキスパートパネル20名が、基準米と試験対象米とを比較評価する方法で行います。
米の食味ランキングは、炊飯した白飯を試食して評価する食味官能試験に基づき、昭和46年産米から毎年全国規模の産地品種について実施しています。
食味試験のランクは、複数産地のコシヒカリのブレンド米を基準米とし、これと試験対象産地品種を比較しておおむね同等のものを「A’」、基準米よりも特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」として評価を行い、この結果を毎年食味ランキングとして取りまとめ、発表しています。
このように、穀物検定協会の食味専門家が評価してくれたお米なので、安心だね!
しかし、ここでも問題が発生!
とよ
ぱる
とよ
おすすめ!令和元年産の特A銘柄は、①品種、②産地を選ぶ!
とよ
ぱる
ぱる
長女
次女
ぱる
さて、気をとりなおして話を進めていきますね。
粘りが強いコメが好きな方や、あっさりとした粘り気の少ないコメが好きだったりと。
人ぞれぞれ好みは違ってきます。
今回紹介する穀物検定協会の特Aの54銘柄中、コシヒカリが16産地、つや姫が4産地も含まれています。
粘りの強さ、弱さなどの味は、品種によりほぼ決まります。まずは好みの 品種を選び、次に 好みの産地 をチョイスするのをおすすめしますね。
- 好みの品種を選ぶ!
- 好みの産地を選ぶ!
- 購入する!
このような 順番 で、コメを選ばれることを おすすめ します!
ぱる
とよ
おすすめ!『柔らかく』、『もっちり』の銘柄は?
特Aのコメの品種を調べていくと、ある特徴があります。
それは、柔らかく、もっちりとした銘柄が数多く入っていることです。
では、この味のカテゴリーに入っている銘柄を紹介しますね。
では、一つずつ紹介していきますね。
ゆめぴりか(令和元年産 特A)
ゆめぴりかは、北海道で開発されて、北海道でしか栽培されていないコメです。
マツコデラックスのCMでもおなじみですよね。
実は昨年(平成30年産)ゆめぴりかは不作(タンパク基準値超え)の為に、販売数量が少なかったんです。それを、今年はお届けできるまでに、収量は回復しました。
特A産地は、北海道のみです。
ゆめぴりかの食味は次の通りです。
コシヒカリ(令和元年産 特A)
コシヒカリは前述の通り、16産地 が 特A を受賞しています。
福島県 会津 | 福島県 中通 | 福島県 浜通 | 茨城県 県央 |
栃木県 県北 | 千葉県 県北 | 新潟県 上越 | 新潟県 魚沼 |
新潟県 岩船 | 長野県 東信 | 長野県 中信 | 長野県 北信 |
岐阜県 飛騨 | 滋賀県 | 兵庫県 県北 | 熊本県 県北 |
これほどまでにも、広域に受賞しているので、コシヒカリが日本全国で 認知度が高い のも 納得 できますね。
コシヒカリの食味は次の通りです。
コシヒカリの中でも一番人気の高い、新潟県 魚沼産 のコシヒカリ。
値段は高いですが、美味しいコメに当たる可能性が格段に高いですよ。
にこまる(令和元年産 特A)
にこまるは、九州農業試験場で開発されたお米です。
当初は九州地区でメインに栽培されていましたが、現在では静岡、愛知、高知など幅広い地域で栽培されています。
にこまるは、5産地で特Aを受賞しています。
静岡県 西部 | 愛媛県 | 高知県 県北 | 高知県 県西 | 長崎県 |
にこまるの食味は次の通りです。
最近は、米屋さん界隈では、評価が劇的に上がっている品種です。
どの米屋さんに聞いても、にこまるの販売数量が伸びているとのこと。ぜひ、一度は食べてみたいお米です。
ふっくりんこ(令和元年産 特A)
ふっくりんこは、北海道で開発されて、北海道でしか栽培されていないコメです。
ふっくりんこも実は、マツコデラックスがCMしてたんですよ。
特A産地は、北海道のみです。
ふっくりんこの食味は次の通りです。
あきさかり(令和元年産 特A)
あきさかりは、福井県農業試験場で2008年に誕生したお米です。
キヌヒカリの系譜とコシヒカリの系譜を掛け合わせた、比較的新しい品種です。
特A受賞産地は、『徳島県北部』だけです。
あきさかりの食味は次の通りです。
あきほなみ(令和元年産 特A)
こちらの『あきほなみ』は鹿児島県のオリジナル米です。
あきさかりと同じく、2008年に誕生したお米です。
あきほなみの食味は次の通りです。
ひとめぼれ(令和元年産 特A)
『ひとめぼれ』は宮城県の気候に適した品種として開発されました。
今では、全国各地で栽培されており、栽培数量も上位となるほどの有名銘柄です。
特A受賞は4産地です。
岩手県 県央 | 宮城県 | 秋田県 中央 | 福島県 中通 |
宮城県ひとめぼれは、サンドイッチマンがCMしています。
ひとめぼれの食味は次の通りです。
夢しずく(令和元年産 特A)
『夢しずく』は、佐賀県で作られているお米です。
「キヌヒカリ」と「ひとめぼれ」の交配で、誕生したコメです。
夢しずくの食味は次の通りです。
ほどよい粘りと優れた味わい、食欲をそそるふっくらでつやのある光沢が特徴です。
おすすめ!『 硬く』、『もっちり』の銘柄は?
次に紹介する味のカテゴリーは、硬く、もっちりの品種です。
こちらには、高級品種 の つや姫、さがびより も含まれます。
では早速ご紹介しますね。
では、一つずつ紹介していきますね。
つや姫(令和元年産 特A)
『つや姫』は山形の系譜で生まれたお米です。
高級品種 として、ゆめぴりかと並び、スーパーで 一番高いお米 のひとつです。
メインは山形県で作られていますが、現在では佐賀県、宮城県などでも栽培が進んでいます。
特A受賞は4産地です。
宮城県 | 山形県 村山 | 山形県 置賜 | 島根 |
山形県つや姫は、CMも作成されています。産地を限定して栽培しているとは・・・これで味を一定以上に保っているんですよね。
つや姫の食味は次の通りです。
いちほまれ(令和元年産 特A)
『いちほまれ』は 福井県のオリジナル米 です。
名前の由来は、「日本一(いち)美味しい、誉れ(ほまれ)高きお米」です。
特A受賞は、福井県のみです。
CMは演歌歌手の 五木ひろし が出演しています。
いちほまれの食味は次の通りです。
さがびより(令和元年産 特A)
『さがびより』は佐賀県農業試験場研究センターで10年がかりで開発したお米です。
夏場の 高温 にも 強い お米です。 *コシヒカリ、あきたこまちなどは、高温になるとお米が白くなる被害が発生します。
特A受賞は、佐賀県のみです。
さがびよりの食味は次の通りです。
①つやがよい
②粒が大きく、しっかり
③食感はもっちり
④甘み、香りがよい
⑤時間がたってもおいしい
と、5つの特徴があります。
ヒノヒカリ(令和元年産 特A)
『ヒノヒカリ』は西日本を中心に栽培されています。
父親が『コシヒカリ』、母親が『黄金晴』でどんな料理にも合いやすいのが特徴です。
特A受賞は 3産地 です。
高知県 | 宮崎県 西北山間 | 宮崎県 霧島 |
ヒノヒカリの食味は次の通りです。
とよ
なすひかり(令和元年産 特A)
『なすひかり』は、栃木県のオリジナル米 です。
コシヒカリを親にもち、那須地方の高冷地でも栽培できるお米です。
特A産地は栃木県県北だけです。
なすひかりの食味は次の通りです。
とちぎの星(令和元年産 特A)
『とちぎの星』は、栃木県のオリジナル米 です。
粒が大きくて、甘くて美味しいと評判のお米です。
特A産地は栃木県県北だけです。
とちぎの星の食味は次の通りです。
森のくまさん(令和元年産 特A)
『森のくまさん』は、熊本県のオリジナル米 です。
熊本県農業研究センターで、8年かけて開発されたお米です。
特A産地は、熊本県県北だけです。
森のくまさんの食味は次の通りです。
おすすめ!『 硬く』、『あっさり』の銘柄は?
次に紹介する味のカテゴリーは、硬く、あっさりの品種です。
こちらには、お値打ち な品種の まっしぐら も含まれます。
では早速ご紹介しますね。
では、一つずつ紹介していきますね。
まっしぐら(令和元年産 特A)
『まっしぐら』は 青森県のオリジナル米 です。
炊上がりが白くつやがあり、粒ぞろい・粒張りなど外観の良さが特徴です。
特A産地は、青森県だけです。
まっしぐらの食味は次の通りです。
みずかがみ(令和元年産 特A)
『みずかがみ』は 滋賀県のオリジナル米 です。
最近では、関西地方のスーパーに並ぶようになりました。
滋賀県の 環境こだわり米 でなければ栽培できない、お米です。
特A産地は、滋賀県だけです。
みずかがみの食味は次の通りです。
きぬむすめ(令和元年産 特A)
『きぬむすめ』は、九州沖縄農業研究センターで開発されたお米です。
良食味品種である『キヌヒカリ』と『祭り晴』をかけ合わせて生まれました。
特A産地は、静岡県東部・中部・西部です。
きぬむすめの食味は次の通りです。
雪若丸(令和元年産 特A)
『雪若丸』は山形県のオリジナル米です。
平成30年に本格的に栽培が始まったお米で、最近知名度が上がっています。
特A産地は、山形県村山・置贈です。
CMは俳優の 田中圭 が絶句するシーンが印象的です。
雪若丸の食味は次の通りです。
おいでまい(令和元年産 特A)
『おいでまい』は、香川県のオリジナル米 です。
平成25年に本格デビューした新しい品種です。
特A産地は、香川県のみです。
おいでまいの食味は次の通りです。
おすすめ!『 硬さ』、『粘り』が絶妙な銘柄は?
こちらの味のカテゴリーは、粘り、硬さが、絶妙な銘柄をお伝えしますね。
こちらは もっちり過ぎず、硬すぎず、柔らかすぎず、丁度いい味の品種です。
こちらには、有名銘柄 の あきたこまち が含まれます。
では早速ご紹介しますね。
では、一つずつ紹介していきますね。
あきたこまち(令和元年産 特A)
『あきたこまち』は、言わずと知れた有名な品種ですよね。
生産数量はコシヒカリの次に多く、全国で栽培されています。
特A産地は、秋田県県南のみです。
CMは 葵わかな が出演しています。
あきたこまちの食味は次の通りです。
ななつぼし(令和元年産 特A)
『ななつぼし』は、北海道で開発されて、北海道でしか栽培されていないコメです。
マツコデラックス の CM でもおなじみですよね。
特A産地は、北海道のみです。
ななつぼしの食味は次の通りです。
青天の霹靂(令和元年産 特A)
『青天の霹靂』は青森県のオリジナル米です。
青森県のお米の中では、最上位(高級)のお米となります。
青天の霹靂の食味は次の通りです。
銀河のしずく(令和元年産 特A)
『銀河のしずく』は 岩手県のオリジナル米 です。
岩手県出身の 宮澤賢治 の銀河鉄道からにも使われている『銀河』と、お米のつや、白さをイメージした『しずく』から名付けられています。
CMは女優の『のん』が出演しています。
銀河のしずくの食味は次の通りです。
おすすめのお米の選び方まとめ
本記事は『【2020年発表】令和元年産の美味しいコメ!特A銘柄の選び方!』について書きました。
ひとえにお米といっても、産地・銘柄・粘り・硬さ と、その特徴はさまざまです。
好みによって合わせて、最適なお米 を見つけてください。
なんなら我が家のように、銘柄を 固定 するのもアリですしw
銘柄を変えて お米の味をいろいろ楽しむのもいいですよね。
どうも、名古屋グルメ ぱるとよ( @parutoyo201)でした。