お盆に熊本に帰省した時のこと。
いつもなら博多での乗り継ぎ時間はギリギリで、ご飯を食べるどころかお土産を見ることもないくらい。しかし、いつも博多を素通りなのは寂しいということで、今回はなんと、1時間余裕を持たせてくれました。
ということで。
夕ご飯を食べるわけですが、博多と言ったらやっぱり博多ラーメンがいいよねってことで、博多ラーメンを食べることに。
博多駅構内にある「デイトス」2階には博多めん街道と言う場所がありいろんなラーメン屋さんがありました。
そこで選んだのは「二葉亭」。様々なラーメン屋さんがある中、行列ができていたり、ちょうど空いていたりとお店やさんによって違いましたが、次の電車までに1時間しかないので、並んでいる余裕はないからすっと入れるお店をチョイス!
ちょうど何名かお客さんが食べ終わってお店を出た後で、タイミングよく空いたので「二葉亭」に入りました。
■お店の場所は博多駅「デイトス」の2階。
博多駅のデイトス2階からデイトスアネックスへの通り道のちょうど横あたりにお店があります。その反対側は「博多川端どさんこ」がありました。
お店の前には美味しそうなサンプルのラーメンたち。こってりしているのを想像出来る色味ですね。実は博多ラーメンは初めて。あ、でも名古屋で「一風堂」のラーメンを食べたことがありました。
本場博多で食べる博多ラーメンに期待が高まります!
■店内は昔ながらのラーメン屋の雰囲気
正面は厨房で、カウンター席、その前にテーブル席。右奥にも席があったようですが、奥にはいかなかったのでどのような作りになっているかは不明です。
家族5人で行ったので、入り口すぐそばのテーブル席に通されました。次に来たお客さんは我々の前のカウンター席ではなく、奥の席に通されていたので、周りを気にせずゆったり食べられました。とはいえ、お店選びに10分ほどかかり、トイレにも行ったりしていたので気づくと、制限時間は40分。
移動時間を考えると30分ほどでお店を出なくてはならない。子供達にはなかなかのスピード感を要します。
メニューは壁にも貼られていて、やっぱり定番かなということで、早々に「とんこつラーメン」「チャーハン」を注文しました。
卓上には「ご自由にどうぞ」と、紅生姜・醤油・辛子高菜などが置かれていました。
■とんこつラーメン
とんこつなのでガツンとお腹にくるこってりさを想像していましたが、意外にあっさりした味わい。とはいえ、塩や醤油のようなあっさり感はないのですが・・・。
とんこつにしてはあっさりしているね、と熊本出身のトヨに話すと、そうだね、熊本ラーメンよりはあっさりしているかもね、と。
確かに熊本ラーメンはニンニクがもっとガツっと効いてて、濃厚な印象でした。
「二葉亭」のとんこつラーメンは濃厚すぎないので、するする〜っと食べられました。
そしてキクラゲ好きな次女に乗っていたキクラゲを全て取られてしまいました。
キュウリが苦手な次女、キクラゲは好きって。好みがわからない。キュウリよりキクラゲの方がハードル高い気がしますが・・・笑
それと、こちらには卓上に「辛子高菜」が置いてあるんです。
この辛子高菜がめっちゃ美味しい!
ラーメンを食べている途中で、辛子高菜を入れると味がピリッと引き締まり、いわゆる「味変」が起こります。
普通のとんこつスープだったのが辛子高菜が入ることによってピリッとしたアクセントが加わり味に深みが増します。私はこの辛子高菜を加える方が好みでした。
濃すぎないスープで、優しい味わいなのでついついスープを飲み干してしまうところでした。
■チャーハン
ご飯はパラパラ。はっきりした味わいで美味しいチャーハン。玉子やチャーシュー、ネギなど綺麗に混ざっているので見た目にも食欲をそそります。
香ばしい香りがたまらなく、そしてラーメンのあっさりさとは真逆でしっかり油分を含んでいるチャーハンなので、コクが深い。こってり好きな方にはたまらないチャーハンです。
こってり好きな我が子たちは「美味しい、美味しい」とあっという間に食べてしまいました。
■ひとことコメント
あっさりしたとんこつラーメンを食べたい時は「二葉亭」に行くのがオススメ。
卓上に乗っている辛子高菜もとても美味しいので、どれだけでもラーメンにかけて食べて良いというのは嬉しいです。ただ、辛子高菜はかけすぎると若干酸味が勝つので程々の量が良いですね。何事も適量が大事ですね。
こちらの辛子高菜は販売もしているようなので今度は名古屋に帰る時によって、買いに行こっと。
■店舗情報
店舗名:二葉亭
住所:福岡市博多区博多駅中央街1-1デイトス2階
電話:092-441-7860
営業時間:10:00~22:00(LO21:30)
HP:http://nanos.jp/ykfutabatei/