名古屋には美味しい和菓子屋さんが多いと、栄にある抹茶カフェの「茶々助」の店主さんに聞いたことがある。
美味しいと話題のお店や昔から愛されているお店などたくさんあります。そんな中、「むらさき」も「茶々助」オススメの和菓子屋さんのうちの一つです。「茶々助」でもむらさきの和菓子が食べられるとか。本日の和菓子セットというのがあり、名古屋の有名な和菓子と抹茶を食べられるセットがあるそうです。
さて、今回はそのオススメの和菓子屋さん「むらさき」へ行ってきました!
むらさきやの場所や営業時間など。
お店の場所は?
伏見駅を出て近く、「侍」や「ツバサヤ伏見店」の一角にあります。西側に面しております。
入り口に「むらさきや」って書いてあるのでわかりやすいですね。外からは和菓子が売っているのは見えないですが、「営業中」の札が貼ってあれば安心して入ることができますね。
営業時間は?
店舗名 | むらさきや |
住所 | 名古屋市中区錦2-16-13 |
電話 | 052-201-3645 |
営業時間 | 平日 9:00~17:00 土曜日は15:00まで。 |
定休日 | 日曜日・祝日 |
営業時間は9時〜。
むらさきやの雰囲気は?
老舗の和菓子やさん
店内は余分なものは一切なくすっきりした雰囲気。お店の外からは仲が全然見えなかったのですが、店内からは外がよく見えますね。外からの光がたっぷり入った店内です。
厳かな雰囲気で老舗。羊羹が有名なようです。和菓子などのサンプルは横のショーケースにありました。価格は生菓子280円、中干菓子は140円とそこまで高くなく手に取りやすい価格帯ですね。
テーブルや椅子もあるのでイートインもできるのかな?!
奥には茶席もあるようですよ。店内にアナウンスはないので知る人ぞ知るって感じですね。とりあえず今回はランチを食べた後でお腹いっぱいだったので次回お腹を空かせてお抹茶を飲みに行こうかな。
むらさきやのメニューのラインナップ
どんな和菓子が買える?
生菓子は1個280円(税別)。ちょうど今週から生菓子が変わったようで、「走り餅」「桜がさね」「求肥ひさご」が発売されたばかり!桜餅は道明寺を使ったタイプではなく、巻くタイプ。というのもむらさきの先代の職人さんは関東のお店で修行されたそうですよ。
生干菓子は1個140円(税別)。春っぽいものもあり、お花見しながら和菓子と抹茶を食べたくなりますね。今回は生菓子2つ、中干菓子を2つ購入してみました。
今回は何を購入した?美味しかった?
「求肥ひさご(上りあん)」
ころんとひょうたんみたいなフォルム。桜の焼印が入ったいかにも春らしい和菓子。お皿に盛り付ける時優しく持たないと形が崩れてしまうほど繊細。
求肥なのでモッチモチの皮ですが、口に入れるとシュワっと口どけの良さが特徴的。優しい甘さのこしあんで、とろけるような和菓子でした。
「道明寺 走り餅(大島あん)」
草餅のような見た目に思わず購入。よもぎがたっぷり練り込まれた道明寺。プチプチした食感が楽しい和菓子。
大島あんとは沖縄県産の黒糖とあんこのミックスだそうで、 黒糖のコクのある甘みがつぶつぶな道明寺と相性抜群です。大島あんは初めて食べましたが、黒糖とあんこって合いますね。
「草入りねりきり 摘む草(大島あん)」
こちらも面白い和菓子。見た目は草餅ですが、餅は一切入ってなく、よもぎを練りこんんだ「ねりきり」だそうです。栗きんとんみたいな面持ちですね。結構コツッとして形はしっかりしています。
お餅ではないですがもっちりした食感があり、よもぎの香りが気持ち良い一品。中には上品なこしあんが入っていました。小ぶりですが、どっしりした感じで1個で満足度が高いです。
「求肥 そぼろ(小倉あん)」
周りのそぼろが付いていて、気をつけて食べないとポロポロこぼれます。そぼろを落とすともったいなので一口で言っちゃいたいところですが、じっくり味わいたいので少しずつ食べます。
そぼろは甘さ控えめ、求肥はシッカリしたもちもち感。小倉あんは上品な甘さです。求肥を使っていても「求肥ひさご」とは求肥の感じがまったく違います。一言で求肥と言ってもここまで雰囲気の違うものを作れる職人さんってすごいですね。
ひとことコメント
全体的にどれも美味しかったです。季節によって生菓子はどんどん変わるようなので季節によって買いに行きたいって思いました。5月下旬から発売される予定の「若鮎」は大好物なので「若鮎」が販売されたらまた伺ってみようかな。若鮎も人気商品だそうです。