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名古屋駅 鬼金棒(きかんぼう)はクセになる美味さ! in 名駅 驛麺通り(えきめんどおり)

名古屋駅には驛麺通り(えきめんどおり)に全国有数のラーメン屋が7店舗そろっている。

その中に、新しく暖簾を出した「鬼金棒(きかんぼう)」がある。東京の池袋、神田などに店舗を構えており、新しいジャンルのラーメンの味だと私は思っている。

ピリっと辛味のラーメンは、多く体験してきたが、シビの感覚が同時に楽しめるのは初めてである。

このシビ、カラの相性が抜群で、病みつきになること間違いない。メインメニューの「カラシビ味噌らー麺」は800円(税込)と、リーズナブルでサラリーマンの財布には優しい価格帯である。東京の有名店の味が名古屋で楽しめる。贅沢である。

 

名古屋には全国の有名なラーメン屋が集結

私のラーメンの対する想いは、幼少期までさかのぼる。近くにラーメン屋があり、父親とよく出かけたものである。九州出身の私は、ラーメン=豚骨で、豚骨ラーメン以外はほぼ食べたことが無かった。

インスタントラーメンを例えても、うまかっちゃん、焼豚ラーメン(サンポ)などの豚骨ラーメンがお店の棚の多くを占めていと記憶している。

豚骨ラーメンが骨の髄まで染み込んでいる私が、就職のために名古屋で住み始めたときは、名古屋のラーメン文化に驚愕した。

名古屋の代表的なラーメンは寿がきやである。しかし、寿がきやはラーメンと言うよりもソールフードととしての位置付けで、名古屋民はラーメンのジャンルに入れていないと感じた。

名古屋民に名古屋のラーメンは?と問うても、ハッキリとした回答がない。

東京、札幌、博多などの有名店が名をつなれる。と、言うことは名古屋には九州のようなオリジナルのラーメン文化が根付いていないのではなかろうか!?

ラーメン文化が無いと言うとネガティブな印象を与えるが、一方では全国各地の有名店が出店して名古屋に根付いていると言うことである。全国の美味しいラーメンを地元 名古屋で食べられる。これは大きなメリットである。

九州であればこのような現象は起きなかったであろう。

このメリットが前面的に表現されたのが、名古屋駅の驛麺通り。全国各地の有名店が軒をつなれている。

 

201711月に新しい仲間が加わった「鬼金棒(きかんぼう)」を今回紹介しよう。

 

平日の夜でも10名の大行列!注文は入店前に!

平日の夜720分ごろの仕事終わりにお邪魔した。

その時間帯で、待ち人は10人で、すでにメニュー表が手元にあった。

店員さんが順番に注文を聞いている。待ち時間を少しでも短縮し、出来るだけ待たせない工夫である。

列に並んで、五分ほどしてメニュー表を貰い、どれにしようか、とても迷ってしまった。

今回はオーソドックスに「カラシビ味噌らー麺(800円税込)」のカラ 普通、シビ 普通を注文した。

カラ、シビの量は抜き~鬼増し(各100円アップ)の五段階を選べる。訪問ごとにカラ、シビの量を調整できるので、自分の味を探せるのが楽しみでもある。

店員さんはカウンターは満席なので、相席ならすぐに案内できますとのこと。私の前に列んだお客さんに案内しており、お客さんも承諾していた。これは待ち時間も少なく、お客さんにもメリットがある。

次の私は、相席ではなくてカウンター席に案内された。

 

 

 

店内の様子は?

早速、カウンターまで案内されて、カウンターの下に荷物入れがあると促される。荷物入れがカウンター下にあり、大きめなビジネスバッグもすっぽりはいるサイズである。

カウンター席 9席、テーブル席2人掛け、4人掛けもあり、複数人で来店しても一緒に食べられる。

団体客は少なく、私のようなお一人様や、2人ずれが多かった。女性1人でも入りやすいお店の作りで、女性1人客も散見された。

横の席は外国の方であった。

 

カラシビ味噌らー麺は新しい味!感動した事件

店内入って待つこと、五分。

目の前にお待ちかねの「カラシビ味噌らー麺(価格 800円税込)」が登場した。

赤く染まったスープ。焼き目がついたヤングコーン、分厚いチャーシューは腹ペコのサラリーマンにはたまらない。

とろっとしたチャーシューは箸で持ち上げるだけでも、ホロホロと崩れる柔らかさ。

スープをひと口含むと、辛味の中に痺れが混ざった今までに食べたことのないラーメンである。辛味の中に旨味があり、その後に心地よい痺れが襲ってくる。

豚骨ラーメンなど定番のラーメンに比べて、インパクトが強い。今までのラーメンは舌で味わい、脳で旨味を感じるが、「カラシビ味噌らー麺」は直接脳へ刺激を与えて、旨いと感じる。直感的なラーメンである。

麺は中麺でピリ辛のスープとよく絡む。若干柔らか目の麺である。私はもう少し硬い麺が嬉しかった。

チャーシューの脂身は噛めば崩れて、肉もホロホロと口の中でほどけていく。ご飯が欲しくなるチャーシューである。ご飯を頼めばよかった。

チャーシューの温度はラーメンの温度よりも低く、同じ温度であれば、申し分ないと思った。

食べ進めていくと、額からじんわりと汗が出てくる。心地よい汗である。

締めにご飯と混ぜるとさぞかし美味しいであろう。ご飯を頼まなかったことに後悔した。本日で2回目である。

次回は、絶対ご飯も一緒に注文しよう。より深く美味しさを楽しめると確信した。

 

店舗情報

店舗名:カラシビ味噌らー麺 鬼金棒(きかんぼう)

住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 JR名古屋駅 名古屋うまいもん通り

TEL:052-588-5517

営業:11:00~22:00 日曜日営業

定休日:無休

 

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