ゆめぴりか(北海道)、つや姫(山形)など美味しい”お米”が登場しています。
福岡県でも美味しい”お米”の「つやおとめ」は2003年に品種登録された品種です。
- さらっとした味で、丼などに最適!
- 毎日食べても食べ飽きない!
- 栽培面積も少なく、希少性の高いお米
つやおとめは、農薬や化学肥料を少なくして栽培されています(お米のパッケージで確認)。
福岡県産の「つやおとめ」の味、価格帯、保存方法、さらには美味しい焼き方まで幅広く解説しますね。
最後まで読んでいただけると、「つやおとめ」が食べたくなるかもしれませんよ!
美味しいお米を知りたい方は、こちらの記事がオススメ
特A【2020年発表】令和元年産のおすすめのコメ『54選』!米の選び方を米屋が解説”つやおとめ”とは
2003年に品種登録された
「つやおとめ」は、西日本で盛んに栽培されている「ヒノヒカリ」と、コシヒカリを親にもつ「葵の風」の交配で1991年に育成されました。
それから長い年月を掛けて、2003年に品種登録された”お米”です。
福岡県でしか栽培されていなく、栽培面積も少ない希少性の高いお米です。
産地品種銘柄の登録は、福岡県のみ!
お米は小さめ!(”あきたこまち”のようなサイズ感)
お米はパッ見て大きさは分かりにくと思います。
しかし量が多く取れる多種米の「みつひかり」などは、米の粒が大きんです。
一方、「ゆめぴりか」「あきたこまち」はお米の粒が小さい傾向です。
「つやおとめ」は「あきたこまち」のように小さい粒に分類されると思います。
お米が大きいから美味しい、小さいから不味いではありません。
”つやおとめ”の味
ツヤがあり見た目も良好
「つやおとめ」は、炊き上がりは名前の通り”ツヤ”があります。
お米も1粒1粒たって、しゃもじを入れても団子にならずにかき混ぜられます。
綺麗にかき混ぜると、米粒の間に空気が入りふっくご飯が仕上がります。
さらっとした食感
「つやおとめ」はさらっとした食感の中にほどよい粘りがあります。
コシヒカリよりも粘りは少ないのですが、青森まっしぐらより粘りが強調されます。
チャーハン、牛丼、親子丼に合う
「つやおとめ」はさらっとした食感で、チャーハン、牛丼、親子丼にも最適です。
粘りが少ないいお米は、炊き込みご飯にしても1粒1粒がサラッと分かれるので最適ですよ。
もちろんおかずと一緒に食べても美味しくいただけます。
ひとことで表現すると、オールマイティーなお米だと思います。
”つやおとめ”の価格帯
購入価格
今回購入した「つやおとめ」は、成城石井で約1,000円(2kg)でした。
1kgあたり500円と若干高めの価格帯です。
高級スーパーの成城石井で、小さいサイズの2kgで購入しまいたので、一般的なスーパーよりは割高だと思います。
しかし前述の通り、「つやおとめ」は福岡県でしか栽培されおらず、希少性が高い品種です。
九州地方以外では、一般的なスーパーでの販売はほぼ無いと思います。
ネット販売
インターネットでも価格帯を調べてみました。
価格帯は、10kgで5,000円前後です(送料込み)。
成城石井とほぼ変わらない価格帯ですね。
”つやおとめ”の保存方法
つやおとめの保存方法を、常温、冷蔵をご紹介しますね。
さらにお米のNG保存も合わせて説明します。
常温保存
購入したお米の袋のまま保存で、基本的には問題ありません。
ただし水濡れなどには注意して保存してくださいね。
もし米袋に水がかかってしまうと、綺麗に水分を拭き取っても米袋の中に水分が入る可能性あります。
米袋の側面には小さな穴が空いています。そこから水が侵入して、袋の中へ入ってしまい、カビの原因になります。
冷蔵保存
私が最もオススメする保存方法は、冷蔵保存です。
お米を購入したら、空のペットボトル(綺麗に洗って乾燥させた)にお米を入れて蓋をして、冷蔵庫で保存します。
米に発生する虫は、10以下ではほとんど活動をしませんので、繁殖することもありません。
NGな保存方法
基本的にNGの保存方法は次の通りです。
- キッチンの流し台の下で保存 → 水濡れ
- 米袋のまま冷蔵庫で保存 → 水濡れ
- 米びつでの保存 → 虫の発生
意外なNG保存もあると思いますが、基本的に上記保存はオススメしません。
理由を知りたい方は、こちらの記事から
『コメ』のNG保存方法。おすすめの保存方法も解説!”つやおとめ”の美味しい炊き方(炊飯方法)
希少性の高いお米の「つやおとめ」が入手できたので、美味しく食べたいですよね。
私が推奨する美味しいお米の炊き方をご紹介します。
普通精米
お米と計量器(スケール)を準備してくださいね。
- スケールに炊飯釜を乗せて重量を「0」に合わせます。
- お米を入れます。(例、600g計量します。)
- 水を入れて優しくお米を研ぎ、水を捨てます。これを5回繰り返します。
- スケールに3を乗せて、米に対して1.4倍の水を入れます。(例、1,440g 米:600g 水:840g)
- 1時間以上、浸水(水にお米を漬けること)をして炊飯をして完成!
*ポイント:お米と水の比率は1:1.4(この比率は炊飯器により若干前後します。お好みに合わせて、調整してくださいね。)
スケールで重量を測るのは煩わしいのですが、これをするだけで、お米の食感、味が毎回同じになります。
機会があればお試しくださいね。
無洗米
無洗米はお米を研がずに、水を入れるだけでOKです。
- スケールに炊飯釜を乗せて重量を「0」に合わせます。
- お米を入れます。(例、600g計量します。)
- スケールに3を乗せて、米に対して1.43倍の水を入れます。(例、1,458g 米:600g 水:858g)
- 1時間以上、浸水(水にお米を漬けること)をして炊飯をして完成!
*無洗米は、普通精米の比べると若干水を増やすのがポイントです。
普通精米に比べて無洗米は、手軽に計量できます。
まとめ
今回は、「つやおとめ」をご紹介しました。
- さらっとした味で、丼などに最適!
- 毎日食べても食べ飽きない!
- 栽培面積も少なく、希少性の高いお米
福岡県でしか栽培されていない希少性の高いお米です。
味はさっぱりとしていて、丼やチャーハンなどと相性は抜群です。
購入される機会があれば、ぜひトライされてみてはいかがでしょうか?