秋は栗やさつまいも、かぼちゃが美味しい時期ですね。ケーキ屋さんやパン屋さんでもこの秋の味覚3種類を使ったスイーツもたくさん出て、ショーケースを賑わしていますね。
お店によっては特にさつまいもやかぼちゃなどは品種まで特定して商品作りをされているお店もありますよね。スーパーでもさつまいもやかぼちゃは品種で販売するようにもなりました。そして最近いただいたかぼちゃがすごく美味しかったのでレポします!
北海道産のみよい農園の「くりりん南瓜」。煮てみたらびっくりするくらい甘かったです!
そして、丸ごとの南瓜の加工の仕方、南瓜の選び方などを合わせてご紹介しますね。
くりりん南瓜とは?
北海道のみよい農園の南瓜
北海道の渡島半島の森地区。みよい農園で作られる「くりりん」と言う品種のかぼちゃで、ホクホク系の味わいが特徴。甘さもあり、市場関係者の間でも人気のかぼちゃです。とても美味しいと聞いて、今回分けてもらいました。
昼夜の寒暖差ででんぷん質の高いかぼちゃを育てられているそうです。でんぷん質が高いということは熟成すると糖に変わって甘くなると言われています。
甘いかぼちゃ美味しいですよね!
味は?食感は?
果肉がしっかり詰まっています。
みてください、この切り口!
果肉が緻密に詰まっており、ずっしりと重いです。
かぼちゃの煮物やスープで頂きました。味がダイレクトにわかるかぼちゃの煮物。かぼちゃの煮物にする時は水も入れるのですが、くりりんはホクホク系と聞いていたので、普通のかぼちゃの煮物より多めの水で煮ました。しっかり水分を吸って出来上がったかぼちゃの煮物はいい香り!
食べてみるとあれだけ水を入れたにもかかわらず、ホクホク感健在。甘さもハンパなくあります。究極まで水分を吸ったホクホク系のかぼちゃはしっとりとホクホクを併せ持った美味しいかぼちゃ。
こちらは普通のかぼちゃ。たまたまですが、未熟なかぼちゃでした。くりりんと同じ分量の水分を加えて煮ると、べちゃべちゃになりました。そしてあんまり甘くない。
かぼちゃはホクホク系が私は好きです。
丸ごとの南瓜はどうやって切る?
レンジを使うと便利。
かぼちゃは硬くて、家庭の包丁ではなかなか切るのが難しいです。私がスーパーにいた時はまな板に包丁が付いている専用の包丁で切っていました。てこの原理で気軽に切れていたので、家で普通の包丁で切ろうと思っても切れなくて、苦労しました。
そこでやったのが、丸ごとレンジ!
小さい坊ちゃんカボチャは丸ごとレンジで調理はしたことがありましたが、大きいのをやってみたのは初めて。ドキドキしながらとりあえず、耐熱皿に丸ごとかぼちゃを乗せて(ラップなし)、700Wの電子レンジで4分。
※ただ、この方法をするときはかぼちゃを使い切ってくださいね。
柔らかくなったところで(熱いので火傷に注意してくださいね)、花落ちの部分から包丁を入れます。生の時に包丁を入れた感覚とは全く違い、スッと包丁が入ります。
簡単に切れました。
さらに半分に切ります。この工程も簡単ですね。
こちら向きでも簡単に包丁が入ります。
ワタと種はスプーンでくり抜きます。
これで下ごしらえは終了。お好きな料理に使ってくださいね!
美味しい南瓜の見分け方は?
ポイントは2つ!
かぼちゃを丸ごと買う時はヘタが乾燥しているものを。
かぼちゃはでんぷん質が多く、でんぷん質が多いということは、糖に変わって甘くなる野菜なので、じっくり熟成すると甘さをますと言われています。
熟成しているのかどうかの判断はへたの乾燥具合をみます。
あとは皮に見えるオレンジ色の鮮やかさ。緑色になってない部分は土に当たっていた部分だとか。
この土に当たっていた部分の色がかぼちゃの中身の色だそうですよ。
ひとことコメント
最近は九重かぼちゃや宿儺かぼちゃなど品種で販売されていて、品種でかぼちゃを選ぶことが増えてきました。今回初めて「くりりん」を頂きましたが、ホクホク感ハンパなく、甘さのびっくりするくらい甘く美味しかったので、機会があったらまた食べてみたいって思いました!