「喫茶ユキ」は昔ながらの鉄板スパが食べられる！名古屋東区車道

私が小さいとき、お盆やお正月に母の実家に行くと必ず連れて行ってもらってた喫茶店があります。そこは昔ながらの喫茶店でメープルシロップと四角いバターが乗ったホットケーキや鉄板の上に卵、さらに上にはイタリアンスパゲティの乗った鉄板スパを食べていました。もうそこの喫茶店はなくなってしまったので同じものを食べることはできないので、良い思い出です。

今でも昔ながらの喫茶店を見つけると、あの昔の鉄板スパが食べられるのではないか、と期待してお店に入ります。

そして、今回伺った「喫茶ユキ」は私が昔食べたような鉄板スパゲティの味！なんだか昔を思い出して懐かしくなりました。こちらのお店は６０年続く喫茶店で２０１８年の4月に移転リニューアルオープンされたそうです。早速伺いましたのでレポしますね。

喫茶ユキの場所や営業時間など。

店舗名	喫茶ユキ
住所	名古屋市東区葵3-2-30
電話	052-935-1653
営業時間	10:30～15:00
定休日	金曜日・土曜日

車道といえば、お抹茶や抹茶スイーツが美味しい「茶縁」や布の大塚屋がありますね。喫茶ユキの東側には千種駅、「千種グリル」などがあります。

名古屋・千種　子連れで行ける！場所をレンタルできる！「千種グリル」でランチも満喫

喫茶ユキは２０１８年の4月に旧店舗からちょうど１０Mくらい北に移転しました。旧店舗は風情がありますね。

現在は白と黒を基調とした外観でモダンな印象です。ガラス張りの窓も魅力的ですね。オレンジ色のライトが映えています。

店内は白を基調として明るい雰囲気。

こじんまりした店内、アットホームな空間なのでリラックスできます。一番奥にキッチン、手前に４名がけ、２名がけの席があります。

壁は白、ソファは座り心地の良いもので、上を見るとオレンジ色のライトがおしゃれを演出しています。

このオレンジのライトは旧店舗から持ってきたものだそうです。白い壁に絶妙にマッチしていますね。鉄板も旧店舗から持ってきたものとのこと。

平日のランチ時に行きました。お客さんは近所のサラリーマンが多いように思いました。私が伺った時は８割男性でしたが、お店がきれいでアットホームなので女性１人でも入りやすい雰囲気です。さらに全面禁煙にされたようで、女性のお客さん、ファミリーが増えたそうです。

ランチ時は食べたらすぐに退店する方が多く回転が早いイメージです。とはいえ、ゆっくり食べられる雰囲気ですよ。

人気のお店のようで、今まで色々な媒体で取材されたそうです。

「元祖鉄板イタリアンスパゲッティー（６５０円）」

これこれ！鉄板の上に溶き卵が乗ってて、さらにイタリアンスパゲティが乗ってるの。

赤いウインナーとえんどう豆はマストですね。玉子はえー感じの半熟で提供されますが、鉄板の熱さで食べ進めるうちに良い加減に加熱されますね。半熟の方がスパゲッティーに絡みやすいですし。

ケチャップベースのスパゲティに赤いウインナー、緑のピーマンとえんどう豆、黄色の玉子で３色揃って見た目も鮮やか。昔食べた鉄板スパゲッティーの記憶が蘇ってきました！

もっちりした麺にケチャップ味のナポリタン。なんと1.9mmのスパゲティーだそうです。スーパーではなかなかお目にかからない太さのスパゲティーですね。

スパゲッティーに混ざっているのは玉ねぎ、もやし、豚肉スライス、ピーマン、エンドウ豆かな。もやしも入っているのが斬新で。昔は焼きそばやラーメンなど麺類にもやしってナシ派だったのですが（麺かと思って食べたら、もやし。もやしかー、ってなっていましたが。今では、もやしのシャキシャキ感と麺の相性の良いことに気がついて）麺類にはもやしって必須アイテムになっています。

喫茶ユキの「元祖鉄板イタリアンスパゲッティー」にもやしが入っていますが、絶妙な食感を楽しめます。もっちりした麺の食感と軽い食感のもやし、口の中で食感のバランスが良いので、最高ですね。

もやしと豚肉が入っている鉄板イタリアンは他ではあまり見かけなくて、先代から譲り受けたレシピだそうですよ。豚肉が入っているのはいいですね。旨みがガツンと効いて、鉄板イタリアンに深みを出しています。

ケチャップがベースの懐かしい味わいのイタリアンスパゲッティーです。