美肌の真っ赤なハーブ。ビタミンCが多く入っていて、かの有名なクレオパトラが愛飲していたとか。最近ではマラソン選手がスポーツドリンク代わりに飲んでいたとか。あま市で杉山さん(ベジタリ菜)のローゼルを使ったローゼルジャムがモーニングで食べることができるという「あまテラスカフェ」に伺ってきました。
■あまテラスカフェの場所
名古屋市の隣の隣の町。七宝町。あま市の七宝産業会館の一階。79号線沿いにある「あま市七宝焼きアートヴィレッジ」の直ぐ近く。あま市立七宝中学校の横あたりです。レンガ調の茶色い建物が目印ですね。
■お店の雰囲気
入り口にはローゼルの加工品、コーヒー、糀の甘酒も売っていました。ちょっと前に行った時の様子なので今あるかは未確認ですが・・・。
席数は40席と広めの空間。木目のテーブル、ダークブラウンの背もたれの椅子、大きな窓があるので太陽の光がたっぷり入ってきて気持ちが良い雰囲気です。
壁には杉山さんのローゼルのポスターが貼ってありました。本当、ローゼル美しい!
■モーニングにはあま酒も!
モーニングは9:00〜11:30。モーニングにはドリンクと季節の蒸し野菜、糀の甘酒、ゆで卵がつきます。ローゼルジャムが欲しい場合、プラス50円で付けてくれます。今回はローゼルジャムを追加しました。トーストとゆで卵の間にあるのがローゼルジャムです。
さらに「ごまトースト」にしたい場合、50円追加で対応してくれるそうです!
モーニングにつく野菜は生のサラダではなく「蒸し野菜」ということで冬でも美味しく食べられますね。
ローゼルジャムはてん菜糖とローゼルのみで作ったもので糖度は45度だそうです。酸味の中にしっかりした甘みを感じられました。
糀の甘酒は佐藤醸造で作られた甘酒です。飲む点滴と言われている糀の甘酒を朝から飲めるのもいいですよね。ローゼルジャムの奥に乗っているのが甘酒です。
今回は「ローゼルティー(500円)」で合わせました。酸っぱくてキリッとした味わいがたまらない!美肌にいいと言われると喜んで飲んでしまいますね。酸味が苦手な方には追加100円でローゼルジャムを付けてくれます。ローゼルジャムはあま酸っぱいですよ。
他にも「ホットサンドモーニング」はドリンク代にプラス200円で提供してくれます。4種類あって、ハム卵、ハムチーズ、ツナチーズ、小倉(小倉はごまパン)。それに「季節の蒸し野菜」、「糀の甘酒」、「ゆで卵」。ボリューム満点ですね。
■こだわりのコーヒー
あまブレンドは400円。あま市の魅力を味で表現したものだそうで、甚目寺、七宝、美和を連想するコーヒーとのこと。
七宝珈琲・・・キリマンジャロ。甚目寺珈琲・・・ブラジル。美和珈琲・・・マンデリンGI。で表現しているそうです。この3種類をブレンドして出来上がったものだそうです。
■ランチのカレーが美味しいと評判!
11:30〜14:00のランチは有名ホテルもとシェフが監修した本格的な味だそうです。七宝味噌を使ったカレーだそうです!気になりますね。「特製七宝カレー(700円)」
他にも濃厚トマトのナポリタンやシェフのミートソースなどもありました。
■ひとことコメント
地産地消にこだわったカフェ。しかもローゼルジャムをモーニングで食べられるお店で魅力的。さらに有名ホテルの元シェフ監修の七宝カレーも気になるのでまたお店に伺ってみたいと思います。
■店舗情報
住所:愛知県あま市七宝町遠島十坪119−2 あま市七宝産業会館 1階
電話:052−444−4936
営業時間:8:30〜17:15
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日休みとのことです)
■そもそもローゼルって?
ローゼルは3〜4月に種まきをし、GWあたりに定植、夏は除草作業をし、8月盆過ぎに花が咲く(1日でしぼむそうです)、その後2週間でローゼルを収穫できるようです。
収穫したら種を取り除いてガクを食用にするそうです。
早生と晩生。同じローゼルでも品種で形が全く違いますね。
ガクをめくると緑の種が出現!種は炒ってコーヒーにしても美味しいって言われました。この周りの真紅色のガクを取り食用とします。
ピンクの綺麗な色が出るのでローゼルティーで飲まれる方が多いようですが、煮出した汁をマヨネーズに和えてピンクのマヨネーズにしたり、刻んでご飯に混ぜ込み、チラシ寿司で食べたり、スイーツに使ったりと使用用途は無限大にありますね。乾燥したローゼルは粉末にして塩と合わせればローゼルソルトとしても利用できて可愛いですよ。
杉山さんはローゼルをはじめ、カリフローレやケール、子宝菜、スティックセニョール、アレッタなど珍しい野菜を栽培しています。
カリフラワー×カリフラワー。杉山さんのまるで花束みたいなカリフローレ。
去年は秋頃に杉山さんのローゼル畑で収穫体験もされていたようです。今年もあったら訪れてみようと思います。