僕は仕事柄、お客様からのクレームを対応することがあります。
そのほとんどが、夏から秋にかけてです。「お米から虫が発生した」とのクレームの電話が頻繁に起きます。その際にお話を伺っていると、「それは沸くよ」と思われるように保管されている方がいらっしゃいます。正しいお米の保管方法を知って頂き、美味しいご飯を食べてもらいたいと思っています。
今回は正しい米櫃の使い方です。
少しでも参考にして頂ければ幸いです。
米櫃を使っている!?
みなさんの中には、「えっ米櫃の使い方なんであるの?何が間違っているの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。米櫃も正しい使い方で、虫の発生はさほど気にしなくてもよくなります。しかし、間違った使い方をされると、虫の発生の確率が飛躍的に増加します。
米櫃に虫が発生してしまうと、指数的に増殖していきます。虫の餌となるお米が虫の周りにあるので、一度虫が発生してしまうと、止めることが出来ません。みなさんも虫の入ったお米は食べたくないですよね。
米櫃の正しい使い方
お米の入った米櫃に、スーパーから買ってきたお米を補充します。みなさんはどうやって補充しますか?
正しい米櫃の使い方は、米櫃の中に余ったお米を一端別の容器に移し替えます。その後、米櫃の中をティッシュなどで綺麗に拭き上げます。
米櫃の中の角は糠がたまりやすいので、米櫃を清掃する必要があります。
次に、スーパーで買ってきたお米を米櫃の中に入れて、一端取り出した古いお米を米櫃に入れたら完成です。
そうすることで、古いお米から食べることができ、虫の発生を抑えられます。
米櫃の間違った使い方
米櫃に余っているお米の上に、新しく買ってきたお米を継ぎ足しすることです。これでは、古いお米がずっと米櫃の下に残ってしまいます。その結果、米櫃の底にある古いお米から虫が発生します。
さらに、新しいお米を継ぎ足しすれば、底に糠がたまりますので、衛生的にもよくありません。
まとめ
米櫃は使い方次第で、虫の発生を抑えたり、発生しやすくもなります。米櫃に余ったお米は一端取り出して、米櫃を清掃し、新しいお米を入れ、その後、古いお米を上から継ぎ足して下さい。
間違っても、古いお米の上に、新しいお米を継ぎ足さないで下さいね。
虫の発生の原因になります。
米櫃を正しく使って、美味しいご飯を楽しんで下さい。
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