「りんご」は芯の周りと、皮の周りでは甘さが違うって、ご存知でしたか?
野菜ソムリエの豆知識として、今回も少しお話させて頂きます。
こんにちは。
名古屋の野菜ソムリエの「とよ」です。
「ぱる(嫁)」と一緒に野菜ソムリエブロガーとして、情報を発信しています。
「りんご」の甘さは場所によって違うをテーマに、記事を書かせてもらいました。
早速ですが、写真の①(芯の周り)と②(皮の周り)ではどちらが甘いと思われますか?
芯の周りが甘いと思われる方は①を・・・
皮の周りが甘いと思われる方は②を・・・
では早速、糖度計で糖度を測定してみます。
まずは、①(芯の周り)の糖度です。
糖度は10.2度!
次に②(皮の周り)の糖度を測定・・・
糖度は12.4度!!
②(皮の周り)が糖度が高いことが分かります。
その差、2.2度です。(*今回の測定結果ですので、固体によって数値差には、ばらつきあります。)
実際食べ比べてみると、はっきりと甘さの違いが分かります。
みなさん、このような経験は御座いませんか?
「りんご」を丸かじりで食べると、皮の部分から食べて始めますよね。
最初は甘い美味しいりんごが、徐々に食べ進めていくうちに、甘みがなくなり、美味しくなくなる。
それは、皮の部分が最も甘くて、芯の部分が最も糖度が低いからなんです。
だから、りんごは丸かじりよりも、下の写真のように切ってから食べられることをお勧めします。
芯の周りの部分と皮の周りの部分を一緒に食べることで、味にムラがなくなり、美味しく最後まで頂けます。
それから、もう一点。
芯から皮に向けて甘さが増します。
皮の周りが一番糖度がのっていますので、皮の食感がお嫌いでなければ、皮ごと食べられることをオススメします。
皮には身体、美容に良いとされるポリフェノールなどのフィトケミが豊富に含まれて言います。
りんごは食べやすいサイズに切って、皮ごと食べられるのを推奨します。
名古屋の野菜ソムリエの「とよ」でした。
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