発芽玄米って、以外と簡単に作れるのです。
作業時間は5分程度(待ち時間1〜2日)で作れます。
発芽玄米の作り方の前に、発芽玄米について少しお話させて頂きます。
玄米ではなく発芽玄米をオススメする理由
発芽玄米で栄養価アップ
玄米は栄養価が高いのが特徴ですが、さらに玄米に比べて健康に良いと言われているGABA(ギャバ)が3倍に増加します。さらに、雑穀米を入れて玄米に不足しているビタミン、ミネラルを補充させることで、より一層栄養価を高めれます。
雑穀米は市販の雑穀米(はくばくさんの十六穀米など)を買って、袋を破りご飯と混ぜれば簡単に出来上がります。一方、発芽玄米はいかがでしょうか?
発芽玄米も雑穀米と同じく購入するのが一般的だと思います。しかし、発芽玄米は作ることが出来るんです。自作の発芽玄米のメリット、デメリットがありますので、ご自身に合われるほうを選べれたら良いかと思います。
自分で作る発芽玄米のメリット
①安く食べることができる。
市販品と比べると、1kg、600円節約できる計算です。
*種類、メーカーによって価格は異なりますので、ご了承下さい。
②玄米の種類を選べる。
③鮮度が良い。
市販の発芽玄米は玄米を水に浸して発芽させます。発芽はした玄米は水気があるために、そのまま袋詰めをすることはできません。そこで、人工的に乾燥させて水分を抜いて、発芽をストップさせて出荷しています。自作の発芽玄米は発芽してからすぐに炊飯するので、鮮度が良いのが特徴です。
自分で作る発芽玄米のデメリット
①品質が均一ではない
市販の発芽玄米は工場で品質管理を行っているために、発芽基準を設けています。基準値に満たした発芽玄米を食べることができます。しかし、自作の発芽玄米は玄米の銘柄、産地、時期により発芽率が変わってきます。まったく発芽しない玄米もありますので、注意が必要です。
②時間がかかる
市販の発芽玄米は袋をやぶって、一晩水に浸しておけば炊飯できます。一方、自作の発芽玄米は時間がかかります。夏場で1日、冬場で2日です。作り方は水に浸すだけなので、手間はあまり掛からないのですが、時間が掛かりますので、発芽玄米を食べるまでの時間を逆算する必要があります。
私は上記のメリット、デメリットをトータルで考えて、自作の発芽玄米にしています。
特に価格が安いのは安月給の私には大きなメリットです。さらに、デメリットも工夫次第では解決することが出来ます。
「①品質が均一ではない」の解決方法は、発芽に成功した玄米と買い続けることです。スーパーなどで売られている玄米は銘柄が分かれていると思います。例えば、新潟コシヒカリを購入して、発芽が上手く行かなかったら、次に秋田あきたこまちで試してみる。発芽すれば、次からその米を使えば発芽しないリスクは少なくなります。
「②時間がかかる」の解決策は、3~4日分を一気に炊いて、残りを冷凍保存。これにより、毎日の発芽作業が、週に2回程度で済みますので、時間的にもそれほど煩わしくないと思います。私は毎回この方法で発芽玄米を食べています。冷凍した発芽玄米は、炊きあがりに比べては若干味は落ちますが、それでも十分おいしく食べれます。
メリット、デメリットを考慮して、発芽玄米を選ぶのも食生活を豊にする一つかもしれませんね。
みなさんお待ちかねの発芽玄米の作り方をお伝えします。→待ってなかった(笑)
発芽玄米の作り方
用意するもの
・玄米(炊飯する量)
・ボウル・・・1個
・ザル・・・1個

作り方
①玄米をザルに移して、ザルの下にボウルを敷しき、白米を研ぐように水で洗い流す。この作業を3~5回繰り返す。
②①に水(ミネラルウオーターをオススメ)を貯めて、約半日、常温に置きます。
泡が出てくれば、呼吸している証になりますので発芽中です。
③②の水を捨てて、水(ミネラルウオーターがオススメ)を入れて、さらに約半日、常温に置き可愛らしい芽が出たら完成!!
*上記の方法は夏場の方法です。冬場は半日を1日に延ばして下さい。
*水に玄米を浸すと玄米の中に水が入ってきますので、水道水よりも綺麗なミネラルウオーターをオススメします。
ほとんど手間無く発芽玄米を作ることが出来ます。芽が出てくると愛着も湧いてきますよ。お子さまの食育活動にも最適だと思います。
最初は面倒だと思いますが、一度作り方が分かれば作業時間5分ほどで出来上がります。超が付くほど、面倒臭がりな私が続けているほど簡単な作業です。
ひとことコメント
発芽玄米の作り方はとても簡単です。
作業時間は5分で終わります。興味のある方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?