夏から秋にかけて梨が旬を迎えます。
幸水梨、豊水梨、南水梨などなど、美味しい梨はあります。
その美味しい梨のグループにまた一つ新顔が登場しました。
新甘泉(しんかんせん)
- 酸味は少なく、糖度が高く、激甘注意の果物
- 大ぶり傾向で、食べ応えがある
- 旬は短く「8月下旬〜9月上旬」
私が今まで食べた梨の中で一番甘かったと思えた梨です(新甘泉の前は南水梨が一番甘かったです)。
この記事では、新甘泉(しんかんせん)の概要、実際食べた味、保存方法、剥き方などなど幅広く解説しますね。
最後まで読んでもらえると、新甘泉(しんかんせん)が食べたくなると思いますよ。
新甘泉(しんかんせん)とは
鳥取の新しい品種
新甘泉(しんかんせん)は、鳥取県のオリジナルの品種です。
平成20年に品種登録された比較的新しい品種で、年々栽培面積も増えて私が住む名古屋でも販売されています。
新甘泉(しんかんせん)は赤梨(幸水梨、豊水梨と同じ)に分類いされ、大玉傾向で甘いのが特徴です。
旬の時期は?
8月下旬~9月上旬と旬はとても短いです。
幸水、豊水などの梨の品種は全国で栽培されています。
そのために同じ品種で産地リレー(産地が変わる)ができますので、長い間楽しめます。
しかし、新甘泉(しんかんせん)は鳥取のみの生産で産地リレーができませんので、旬の時期が短いです。
実食!新甘泉(しんかんせん)は絶品
新甘泉(しんかんせん)の糖度は?
新甘泉を一口かじると、口いっぱいに広がる甘さにびっくりします。
14.9%なので、梨の中では糖度が高い方だと思います。
瑞々しく濃厚な甘さ!
酸味は一切なく、ひたすら甘いと印象。
しかし甘ったるいことはなく、後味はさっぱりしているのでどんどん進んで食べられますね!
今まで食べた梨の中で一番甘さがあって、食感も好みでした!
これはリピしたい味ですね!
新甘泉(しんかんせん)の価格帯と購入店舗
価格帯は1玉400〜800円
お店によって価格帯は異なりますが、400〜800円(1玉)ほどで見かけています。
同じお店で幸水梨、豊水梨の価格は、200〜300円(1玉)!
新甘泉(しんかんせん)は、幸水梨、豊水梨に比べて約2倍ほど高い価格でした。
購入できるお店
新甘泉(しんかんせん)を購入したお店は、名古屋市昭和区のフィールシャンピアポート店です。
価格は、1玉753円でした。
鳥取県だけでの生産ですので、生産数量に限りがあります。
近くの百貨店のフルーツショップやスーパーで確認されることをオススメします。
インターネットショップもオススメ
どうしても新甘泉(しんかんせん)を購入したい方には、ネット販売がオススメです。
贈答品として贈られても喜ばれると思いますよ!
新甘泉(しんかんせん)の切り方
基本的な剥き方
先に皮を剥く方法もありますが、切ってからの方がやりやすいかと思いますので、今回は切ってから皮を剥く方法をご紹介しますね。
まず半分に切ります。
4等分にしたら、芯を切り取ります。
芯はなるべくコンパクトにカットすると食べる部分が多くて良いですね!
皮を剥いたら完成。
大きな梨なので存在感も抜群ですね!
新甘泉(しんかんせん)の選び方
軸が太くて色むらがないもの
りんごもそうですが、軸が太いと味が濃い傾向にあるようですよ。
私が梨を選ぶときは軸が太いものをいつも選びます。
果肉に張りがありふっくらとしたもの
ふっくらと膨らんでいるものを選ぶと良いですね。
果皮が少し赤みがかると食べ頃
赤梨の新甘泉(しんかんせん)は、茶色に赤みが帯びてくると食べごろです。
適塾を逃さずに食べてくださいね。
表面に傷がない
表面に傷があると味が落ちている可能性があります。
新甘泉(しんかんせん)の果皮に、なるべく傷のついてないものがオススメ。
触って柔らかくない!
梨は古くなってくると果肉に透明感が出て、柔らかくなってくるので、硬めの梨を選ぶと良いですね。
店頭ではあんまりベタベタ触れないので、目視で確認できたら良いかと思います。
新甘泉(しんかんせん)の保存方法
冷蔵保存
早生の梨は長持ちしないので、基本的には早めに食べるのが良いですが、すぐ食べられない場合は冷蔵保存へ。
キッチンペーパーで包んで
ラップで包んであればフルーツキャップで押さえて冷蔵庫へ。
とはいえ、出来るだけ早めに食べるのがオススメです。
晩生の新高梨や愛宕梨などはこの方法で割と長く冷蔵庫で持つはずです。
冷凍保存
これ以上冷蔵庫ではやばいかなって時は、冷蔵庫に入れるのもあり。
食べやすいサイズにカットして、
1個ずつラップに包みます。
チャック付きの保存袋に入れて冷凍庫へ。
ぱる
食べるときは半解凍で食べてもOK。シャーベットのような食感を楽しめます。
全解凍するとコンポートのような食感になります。
フレッシュの時とは違った食感になりますが、これはこれでアリですね!
まとめ
今回は梨の新品種「新甘泉(しんかんせん)」をご紹介しました。
- 酸味は少なく、糖度が高く、激甘注意の果物
- 大ぶり傾向で、食べ応えがある
- 旬は短く「8月下旬〜9月上旬」
糖度計の数値以上に甘みを感じられる梨で、今まで食べた梨の中で一番甘いと感じました。
果肉は大ぶりで食べ応えがあり、今回購入した新甘泉(しんかんせん)は1玉700gを超える大玉サイズでした。
旬が短いので、店頭で見かけたら購入されるのをオススメしますよ!