緑色のみかんをみると秋になったなって思います。
近所のお祭り(今年はないけど)でも緑のみかんを配っているので、緑のみかん=秋と昔から染み付いています。
さて、今回はこれから旬を迎えるみかんについてです。
みかんは9月から極早生、早生、晩生と順番に登場します。
秋の始まりに登場するのが極早生みかん。
11月〜12月に出回るのが早生
12月〜出てくるのが晩生
となっています。
それぞれ美味しいと思うみかんは時期によって変わりますが、今回ご紹介するのは極早生みかん。
みかんを箱買いする時のポイントや保存の仕方、オススメの通販の農園などをご紹介しますね。
- みかんを箱買いするときのポイント
- 箱買いしたみかんの保存法
- みかんを箱買いしたい時のオススメの通販
- みかんの缶詰風みかんの加工の仕方
みかんを箱買いするときのポイント
箱を軽く叩いてみる。
みかんの箱詰めは手で持てるように両サイドに穴が空いています。
この部分ではなく、長い部分を『ぽんぽん』と叩いてみて、この横の穴からカビのような匂いや酸っぱい匂いがすると中のみかんが腐っている可能性があるので、その箱は選ばず、カビくさい匂いのしないものを選ぶと良いです。
しかし、よっぽど、極早生の時期には出会わないかもしれません。
野菜ソムリエ ぱる
箱買いしたみかんの保存法
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箱をひっくり返す。
箱みかんを買ってきたらまずやって欲しいことは箱を下から開けて、中身をチェック。
なぜ下から開けるかというと、箱の中でみかんは重なっています。
その際、下のみかんは上のみかんの下敷きになっており、上のみかんの重みに耐えているので、下のみかんが傷みやすいという訳です。
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みかんを取り出して、上と下を入れ替える。
少し時間に余裕がある方にオススメの方法は、みかんを箱から取り出し、
くしゃくしゃにした新聞紙を敷いて、みかんを再び箱に戻す方法。
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もし傷んだみかんやカビの生えたみかんがあったら取り除きます。
その際、そのカビや腐ったみかんの汁が、傷んでないみかんについていていたら、綺麗に洗ってカビを拭き取ってくださいね。
腐ってないみかんにカビがついたまま、もしくは傷んだみかんの汁がついたままにしておくと、いいみかんまでもが傷みやすくなってしまいます。
みかんを箱買いしたい時のオススメの通販
通販の魅力は農家さんから直接買えること。
農園さんのHPをみるとそれぞれこだわりがあるので、食べてみたいと思う農家さんから直接買える通販は魅力。
今回は佐賀県の『山本農園』さんから買いました。
佐賀県にある山本農園は長崎県との県境の太良町にあるそう。
減農薬や減除草剤に取り組んでいるんですって。
『ナギナタガヤ』という草を生やすことで除草剤を極力使わないようにされているのだそうですよ。
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山本農園では『一番収穫みかん』を皮切りに、『完熟温州みかん』、『紅みかん』『はれひめ』『クレメンティン』『せとか』などいろんなみかん、柑橘を栽培されていますよ。
今回買った箱みかんの中には緑っぽもの、黄色いもの、オレンジかかった色のものが入っていました。
極早生っぽい酸味はほとんど感じられず、酸っぱいのが苦手な方にはいいかもしれませんね。
緑っぽいものは糖度は8.1%。
オレンジ色っぽいのは10.1%。
同じ時期、同じ箱に入っていたみかんですが、色味でもだいぶ変わりますね。
酸味はなく、しっかりした甘さがありました。
みかんの選び方。
大きいみかん、小さいみかんはどちらが甘いでしょうか?
ついつい大きい方を取りがちですが、極早生、早生みかんは小ぶりのみかんの方が甘さがあります。
去年有田に行った時に直売所で買った2Sのみかんは感動の甘さでしたよ。
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みかんの形はどちらが甘い?
左のほうが扁平な形していますよね。扁平の形のみかんの方が甘い傾向にあります。
極早生も割とその傾向があります。ヒラペッたいみかんが味の濃い傾向にありますよ。
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みかんの皮の剥き方・切り方
定番の剥き方
ヘタと反対側から剥きます。
昔から定番の剥き方。
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その場合、白い筋がとりやすくなります。
スーパー勤務時代に教えてもらった簡単な剥き方
この剥き方はスーパーでの勤務時に試食を出す時にやっていた方法。
みかんは皮を剥いてしまうと空気に触れてカリカリに乾燥をしてしまうので、皮をつけて剥いていました。
始めにヘタと反対側のところに十字に爪で切り込みを入れます。
4等分に割ります。
4つのブロックに分かれたら、1ブロックずつ食べていく感じです。
割って食べる感じなので、手がみかんの汁でそこまでべちゃべちゃになりませんよ。
みかんを切る場合は?
お弁当に入っている時はこのように半分に切ってあることもありますね。
みかんの缶詰風みかんの加工の仕方
重曹を使った方法でみかんの筋をつるんと綺麗に!
みかんの缶詰風のみかんの処理の仕方をご紹介します。
用意するもの
みかん・・・3個
重曹・・・・小さじ1
水・・・・・700cc
1)みかんを剥きます。
2)重曹を溶かしたお湯にみかんを入れます。
しゅわしゅわ泡立ってきます。
3)1分くらいすると完成です。この頃にはみかんの色が煮汁に出ています。
網じゃくしで救い、氷水に入れてぬめりをとります。
丸ごと入れたものは薄皮だけ綺麗に溶けました。
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半分に割っていたみかんは木っ端微塵になりました。
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ひとことコメント
今回は箱でみかんを買う方法、保存の仕方、みかんの薄皮を剥く方法をご紹介しました。
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