春といえば、グレープフルーツが恋しくなりますね!
グレープフルーツって輸入しかないと思っていました。
いろいろ調べていたら、愛知県の知多に国産グレープフルーツの農園がある!
しかも食べ比べ体験や農園見学ができる!というのを伺い、いつものグルメメンバーで行ってきました!
その様子をレポしますね。
農園までのアクセスや「ちたフルーツビレッジ」の場所、駐車場など。
農園名 | ちたフルーツビレッジ |
住所 | 愛知県知多郡美浜町奥田石坂平井130-3 |
電話 | 0569-87-5088 |
営業時間 | 10:00〜16:00 |
定休日 | 月、火、水、木 |
名古屋方面から行くと、東海市、常滑を超えて、247号線を走って、上野間の方へ曲がっていくとふるさとロードの方に行くとありました。274号線をふるさとロードに入るとすぐにあります。
車はビニールハウスとビニールハウスの間を入っていくと、駐車場がありました。駐車場のすぐ近くにこの看板が見えますが、こちらのすぐ後ろが金曜、土曜、日曜、祝日にオープンしている直売所があります。
予約は必要?一人いくら?
食べ比べや農園見学は事前予約が必須です。2〜4月限定で、食べ比べなどをされており、1週間前までに予約が必要です。一人3,000円で、4名以上でやってもらえます。
子供(4歳以上も同じ料金です)。試食もたっぷりあるし、しっかり学ばせたい親御さんにはいいですね!
国産バナナ農園・ブルーベリー農園、グレープフルーツ農園の見学
まずは3種類の農園見学。
バナナ農園
愛知県で国産バナナを見られるとは!農園には「万助バナナ」「キャベンディッシュ」「ブラジリアンバナナ」などが植わっていました。
こちらのハウスはかなり暖かく、15〜20度だそうです。
葉っぱがすごく大きい!南アフリカ、東南アジアなどでバナナの葉を使用した料理も多いそうですね。トトロの傘にしたいくらい。笑
これがバナナの花。
バナナの花が一枚ずつクルクル巻いて行くと、中からバナナの赤ちゃんが出てきます。
花落ちの部分もしっかり見ることができますね!
花が咲いたらすべての実がつくわけではなく、下の方は切るそうです。
緑色のバナナがわっさりと成っています。なかなか愛知県では見ることができないので、子供は喜びそう!自由研究にも良さそうですね。
もう少しで収穫できるようです。収穫したらひとふさに対して、りんご1個一緒に置いておくとりんごのエチレンで黄色く色づくとのこと。
立派なバナナ園ですね。
ブルーベリー農園
ハウスの場所は変わって、こちらはブルーベリー。
こちらブルーベリーは土耕ではなく、水耕栽培だそうです。今はたくさん細かい花が咲いていました。5月になると始まるブルーべり狩りに備えてたくさんの品種のブルーベリーが育てられていました。
マルハナバチが受粉を頑張っていました。1匹500円ですって。そう聞いたら500円が飛んでいるようにしか見られない。笑。ハチさん、お仕事頑張っていましたよ。
マルハナバチ寿命は3ヶ月・・・。
ブルーベリーの花。受粉した後は
縁が茶色くなっているんですって!
ちなみにブルーベリーはどんどん品種が新しく開発されているようで、オススメの品種を教えてもらいました。
プリマドンナ、 フリッカー、ファージング、 メドーラーク、 スージーブルーなどが甘くて美味しいですって!
グレープフルーツ園
グレープフルーツの赤ちゃん。もう少し大きくなったら間引きするそうですよ。グレープフルーツはちたフルーツビレッジでは実がついてから収穫までに1年ほどかかるそうです。
初めて見るグレープフルーツの畑。
ここはルビーの樹。表面がつるっとしててキレイ。
グレープのようになるからグレープフルーツと名がついたのだとか。
本当にキレイだからずっと眺めていたいくらいですが、体験プログラムに含まれているので2個収穫できました。
収穫する時はこんな感じです。このカラフルな上着は貸してくれます。
うーん!美しい!
ちなみにこのピンク色が濃く出ている部分は実は葉や実で日陰になっていた部分だそう。元は全体がこの濃い部分のピンク色だったのですが、日焼けをして色が抜けるのですって!
今までこの濃いピンクの部分が日焼けしたところだと思っていました・・・。
小屋に戻って。
とりあえず1人2個収穫したグレープフルーツを並べてみました。
収穫したてのグレープフルーツの生絞りジュースを作ろう!
収穫した2個のうち1個はカジュッタで生絞りジュースを作ります。園主さんにヘタと芯をくりぬいてもらって・・・
ガジュッタにはめ込み、ゆっくりバーを下げると、すごい振動で、中の果肉がほぐされていきます。
動画はこちら
中身は見えませんが・・・ジュースになっています。
収穫したてのしぼりたてを頂きました。
グレープフルーツのホロ苦味は全くなく、酸味もきつくなく、コクがあってさっぱりした甘みが最高!
ちなみにグレープフルーツはジュースにすると酸化が始まるので、15分もすると苦くなっちゃうそう。なので、絞ったらすぐ飲むのがオススメだそうです。
約10種類ほどの柑橘の食べ比べ!
HPには5種類以上の柑橘を食べ比べとありましたが、実際は10種類以上の食べ比べを体験させてくれました。
いろんな柑橘。今まで食べたことのあるものから初めましてのものまでいろいろ。
グレープフルーツの元祖!「ダンカン」
酸味が聞いてる昔ながらのグレープフルーツ。
ジューシーでみずみずしいです。
種が多いのが印象的。果肉は柔らかめ。とにかくジューシー。甘みより、酸味がキュッとくる感じ。
「マーシュ」
小ぶりのグレープフルーツで、食べ慣れた味。
種は少ないですね。程よい甘さもあり美味しかったです。
ルビー
オレンジがかったピンクの果肉。
酸味はほとんどなく、爽やかで優しい甘み。
ピンク
フロリダ産でいうところのスタールビーのような色味。濃い赤色のピンクグレープフルーツ。
甘みがあり、味が濃いです。
オロブロンコ
スイーティーの名前で親しまれているかな?
甘みが好きな方は好まれる味ですね。私がスーパーで働いていた時はスイーティーはイスラエル産が主流でした。
べにまどか(文旦)
他の柑橘と違って、りんごのように剥いていました。
え?ココナッツ?と想像させるようなビジュアル。笑
べにまどかと名がつくほど、果肉の端び紅が入っています。
種は多めですね。私が好みのぷりぷりの果肉!甘みもあるので、好みです。
国産ネーブル
実は何年か前にオランジェットを作りたくてこちらの国産ネーブルをネットで注文したことがありました。皮ごと安心して使いたくて。
甘みしっかりあり、じょうのうも薄いので、食べやすいですね! ジューシーでみずみずしく、甘みが濃い!
カラカラ(ピンクネーブル)
別名、ピンクネーブル。
酸味はなく、すっきりした甘さで美味しい。
はるか
ゆずと日向夏の掛け合わせなので、ゆずの香りがします。こちらもりんごのようにクルクル皮を剥いていました。
そういえば、日向夏もりんごのように皮を向き、白いわたわたも甘みがあって美味しいんですよね。
タロッコ(ブラッドオレンジ)
オレンジと濃い赤のコントラストが綺麗なオレンジ。
味が濃くてコクがあるので、ファンも多いようです。
モロ
こちらもブラッドオレンジの部類ですが、タロッコとは味が全く違い、
ワインのような芳醇な香りが印象的。さっぱりした味わいが印象的でした。皮まで濃い赤なので、皮ごとジャムにするのもオススメだとか。
津の輝
甘みのあるみかん。コクがあり、味が濃いので、甘みの強いみかんが好きな方にオススメですね。
せとか
もー、すっごく好きな柑橘。最近人気の柑橘ですね。
皮は薄くて、果肉のきめの細やかさが抜群!甘みも濃いし、ジューシー。
ベルガモット
香りが良いです。アールグレイに相性抜群の柑橘ですね。
しっかり香りを楽しみました。
園主さんと。
食べ比べ、農園見学など盛りだくさんで大満足! いろんな話も聞けて充実した2時間でした。
柑橘の木やバナナの木のオーナー制度もあります。
減農薬、ノーワックスの国産グレープフルーツを自分で収穫してみたい!と思ったらオーナー制度もあります。グレープフルーツは1年間1本5万円(税別)。だいたい40〜60kg収穫できる見込みだそうです。
グレープフルーツの実が大きくなってくる時期や色づく時期にイベントも開催予定だそうですよ。
バナナの木のオーナー制度もあるようです。万助バナナは税別3万円、その他のバナナ(モラードバナナ、島バナナ、アイスクリームバナナ、キャベンディッシュ、ドワーフブリジリアン、グロスミッチェル、アップルバナナ)は税別5万円。
このバナナのオーナー制度もかなり気になりますね!
ひとことコメント
柑橘好きなら大満足できる農園体験!すごく楽しかったので、今度は子供連れて行ってみようかな!