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野菜ソムリエ必見!青果の流通がわかる「八百森のエリー」が面白すぎる!

漫画が好きですか?

学生時代や独身時代はキュンキュンするような恋愛ものが好きでしたが、今は断然、料理系の漫画、グルメ系の漫画が好きで読み漁っています。近頃がっつりはまったのは「食戟のソーマ」。

 

登場人物の絵が綺麗なのはもちろん、料理の絵が綺麗でまるで写真と見間違えるほど。料理の説明なども詳しく書いてあるので楽しく読み進めることができます。

さて、料理の前の青果の流通をテーマにした「仲卸」が舞台になった漫画「八百森のエリー」が最近のヒット!仔鹿リナ(こじかりな)さんの描かれた漫画で、ご主人が仲卸に勤めているそうです。

「八百森のエリー」の前は「うちのダンナは野菜バカ。」を書かれていてこちらも面白く読ませてもらっていました。

主人公の上司が言う、

「野菜に人生捧げますか?」

なんて、キメ台詞もたまらなくツボ。野菜好きなら「捧げます〜!」ってついつい言っちゃうくらい。他にもどんなところが面白かったのか内容には触れずレポしてみます。

■楽しかったシーン

私はスーパーの青果売場や市場の荷受けで勤務した経験もあり、「八百森のエリー」は「あるある!」とか「懐かしい〜」なんて共感ポイントが多くてすごく楽しめました。

仲卸の経験はないのですが、仲卸に勤める主人公がスーパーに納品に行った時に店頭のお手伝いをするシーンがありましたが、私が働いていたスーパーでも仲卸さんが手伝ってくれていたことを思い出しました。

お手伝いしてくれる曜日があって、割と入社間もない方が曜日ごとに品出しなどを手伝ってくれていましたね。しかし途中からお手伝いがなくなったから、契約が変わったのかなぁ、その時は私も新人だったので大人の事情を知る由もなかったですが・・・。

主人公の野菜オタクぶりがツボ!

さりげなく野菜の豆知識がちりばめられているので、野菜について知りたい方はすごく勉強になります。

「たまには大きな数動かしとかないとなめられるから・・・」と言うシーンがありましたが、「あ、わかる!」と共感しました。

スーパーで働いていた時のこと、新人だった時、担当主任はイケイケな感じで、土日は結構ガツンと発注してて、それがこのセリフとリンクしました。(主任に発注を教えてもらっている時に、ちびちび買っててはなめられるからハッタリも必要!って。そんで土日に売りきっちゃうからすごいなぁって思ったことを思い出しました。)

キャラクターが個性的。主人公「エリー」も相当個性的ですが、同期の「のりたま」くんや、常務、スーパーのバイヤーなど皆さん個性豊かで面白い。

■こういう人にオススメ

野菜の豆知識について色々知りたい方、仲卸の流通を知りたい方はもちろん、野菜ソムリエを勉強中の方には特にオススメ!

市場やスーパー、八百屋で働いている方は「あるある〜!」って共感ができるかもしれないですし、流通を経験してない方で野菜ソムリエになろうって方には仲卸の仕事がこっそり垣間見れているようで楽しいです。

市場は「やっちゃ場」っていうシーンもありましたが、スーパー勤務の時に初めて市場に行った時に、今まで見たことのない活気のある雰囲気(大量の野菜や果物が箱積みになってて)に興奮もしたし、やんちゃな感じ(適正な表現ができず、すみません)にタジタジッとしたこともありました。

仲卸さんになかなか名前を覚えてもらえなくて「ネーチャン!」としばらく呼ばれていたのも、この漫画を見て思い出しました。笑

■まとめ

「八百森のエリー」は仲卸の仕事を垣間見れるような漫画です。所々に散りばめている野菜の知識も勉強になるので、野菜好きな方にオススメの一冊です。早く次の巻読みたいなぁ!

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