横浜は家系ラーメンのメッカ!その中でも「鶴一家(つるいちや)」は一目置かれる店である。
横浜駅から徒歩7分とアクセスもよい。
家系豚骨ラーメンはしつこくない醤油ベースの味付けで、トロッとしたスープが中太麺に絶妙にマッチする。
一度食べたら忘れられない味になり、もう一度行きたいラーメン屋の一つとなった。
横浜駅から徒歩7分の好立地の路地裏
名古屋からわざわざ家系ラーメンを食べにやってきた。
横浜駅周辺は家系ラーメンのメッカで食べログで検索すると出てくる出てくる。
その中でも、一目置かれる家系ラーメンは「鶴一家」。
食べログの評価は3.5以上(H29年6月現在)で、ラーメン好きにはたまらないコメントが数多く書き込まれている。
横浜駅から歩くこと7分。
路地裏を抜けていくと、そこには紅色の1枚の暖簾が店の前にかけられている。
「鶴一家」の白色抜きの文字が綺麗に染められている。
あじのある店の外の立て看板には、営業中の文字が・・・。
その上には24時間営業中と。
ラーメン屋さんで24時間営業はあまり見かけないが、利用客の多い横浜駅ならでわのスタイルだと感じた。
レトロな雰囲気の店内が美味しさの期待値を上げる。
店内は使い込まれた調理器具に、今までに何万人と利用したであろう机と椅子が昭和のレトロな雰囲気を醸し出している。
入り口左側にカウンター席が約10席、店の奥に6人掛けのテーブル1つ、8人掛けのテーブル1つが並べられている。
机の脚に数段積み重ねられた空のビールケースが使われていた。この手作り感が美味しさの期待値を引き上げてくれる。
筆者が訪れたのは正午前。
約10人掛けられるカウンターは全て埋まっており、8人掛けのテーブルもほぼ満席であった。
この時間帯に、8割ぐらい席が埋まっているのは人気店の証である。
客層は、男性客が9割、女性客が1割の比率ではあるが、女性一人で食べている方も見受けられた。
入り口の左側には店内の雰囲気と反して、券売機が備え付けられていた。
メニューがぎっしりと表示されており、どのラーメンにするのか迷ってしまう。
- 豚骨ラーメン
- 豚塩ラーメン
- 地獄ラーメン
- 味噌ラーメン などなど
そのほかにも煮玉子、キェベツ、刻みネギなどトッピング類、さらにはライス、ネギチャーシュー丼とご飯ものが用意されている。
今回は家系ラーメンを食べにきたので、「豚骨スペシャル(1,000円)」を注文した。早速、8人テーブルの相席を案内されて、注文内容を聞かれた。
- 麺の硬さは?
- スープの濃さは?
- 油の多さは?
以上の3点を、年配の男性店員が優しく聞いてくれた。
今回は、「硬麺」、「濃いスープ」、「油は普通」を注文した。
豚骨スペシャルはチャーチューのボリューム満点
待つこと5分・・・「豚骨スペシャル」が目の前に現れた。
ラーメンどんぶり一杯にしきしめられた分厚いチャーシューにより、麺やその他のトッピングが隠れるほどである。
目から入るインパクト抜群で、食欲がそそられた。
チャーシューを退けるとほうれん草、煮玉子が隠れていた。
麺はストレートの中太麺で、トロッとした豚骨スープに絡みあい絶妙にマッチした。
スープはこってりとしていると思いきや、意外とあっさりしており胃もたれの心配はなかった。
トッピングのチャーシューは、歯が要らないほどの柔らかさで、口の中に入れるとほろほろと崩れていった。
チャーシューを頬張ると、熱々のライスが食べたくなったのは言うまでもない。
筆者がトッピングの中で最もインパクトが強かったのは、煮玉子である。
隠れ主役と言っていいほどで、しっかりとした味付けは、煮玉子を割って白身の色が薄茶色に変わっているのからも確認できる。
黄身は絶妙な半熟であった。
塩味が効いており見た目とのギャップがあるが、家系ラーメンの豚骨スープと一緒に食べてみると、塩味が和らぎ先ほどと違ったスープに変身した。
ゆっくりと味わって食べるつもりだったが、5分も経たないうちに食べつくしてしまった。それほど、箸が進む美味しさであった。
まとめ
家系ラーメンの横浜 鶴一家の「豚骨スペシャル」は食べる価値がある美味しさだった。
チャーシューのボリューム、煮玉子の存在感が半端ない。
基本となる豚骨スープはとろみがあるが、こってりしすぎなくさらっと食べられた。
中太麺がスープとの相性がよく、体重を気にしていなければ替え玉おかわりをしていたに違いない。
横浜を訪れる際には、もう一度この味を楽しみたいものである。
店舗情報
店名:横浜駅 ラーメン鶴一家
住所:横浜市神奈川区鶴屋町1-7-34
TEL:045-324-5568
営業時間:年中無休(24時間営業)