静岡はみかんの生産量3位。
静岡のみかん産地の一つにJAとぴあ浜松あがあります。
温暖な気候と、山の斜面を利用したみかん畑は、美味しいみかんを作る環境が整っています。
美味しさの基準の糖度と酸度のバランスが良く、毎年「みかん」が出回るのを待ちわびています。
JAとぴあ浜松とは
JAとぴあ浜松は、静岡県の最西部に位置し、浜松市の一部と湖西市の2つの市からなる農協です。
自動車、楽器などの製造業をはじめ、野菜、花き、みかんが有名。
美味しいみかんの産地は、基本的に山沿いが多いのが特徴。
みかん畑をご存知の方だと、よくもそんな急斜面にみかんを栽培しているな〜と思われるほど。
美味しいみかんが育つ条件は、いくつかありますが、次の2つは重要だと思われます。
①水はけがいいこと
②太陽の光を多く浴びれるとこ
この2つの条件が揃うのが、山の急斜面なのです。
水分が多い畑だと「みかん」の味が水っぽくなり、美味しくなりにくいと言われています。
さらに、太陽の光をサンサンと浴びることで、葉っぱに栄養がいき、より美味しいみかんが出来上がるとのこと。
太陽の力って偉大なんですね。
小さいみかんは甘いみかん
突然質問です。
小さな「みかん」と大きな「みかん」どちらが美味しいと思いますか?
その答えは、小さな「みかん」なんです。
みかんの糖の量は、みかんが小さい時に決まっています。
みかんが大きく肥大していく過程で、糖の量は変わらないのです。
よって、体積の大きいみかん(2L、L)と、体積の小さいみかん(S、2S)の糖の量が同じであれば、小さいみかんが「糖度」が高くなりますよね。
詳細はこちらの記事にまとめています。
どっちが甘い? 大きい「みかん」と小さい「みかん」 野菜ソムリエがお伝えします。
だから、我が家ではSサイズ以下のみかんを購入することが多いです。
もし、スーパーで大きいみかんと小さいみかんがあれば、食べ比べてみるのも面白いですよね。
価格・味
2016年のみかんは若干高めかと思われます。
10月下旬でSサイズ10個で398円〜498円(税抜)で販売されているのが多いです。
今回のJAとぴあ浜松のみかんは、Sサイズ20個で498円(税抜)でしたので、即座に購入しました。
全体的に黄色ががっており、皮も簡単に向けて、内皮も薄かったです。
味は糖度と酸度のバランスがよく、柑橘の風味が口の中で余韻が残ります。
今年のJAとぴあ浜松のみかんも美味しかったです。
2016年のみかんは全体的に美味しいと思います。
三重のJA南紀、熊本の夢未来、今回のJAとぴあ浜松と・・・まだ今年食べていない和歌山の有田みかんを早く食べてみたいもんです。