みなさんはお米をスーパーで買っていますか?
食費に占めるお米の割合は高いのではないでしょうか?平均家庭(4人家族)で、一月10kg消費されると言われています。今年(27年11月)の新米は、昨年に比べて200〜300円(10kg)ほど値上がりしています。お米は単価も高いので、出来るだけお得に購入したいものですよね。
米屋に勤めている僕が、スーパーでお得にお米を購入する方法をご説明します。
見切りを買う
みなさんはスーパーでお米が見切りで販売されていることをご存じですか?10kg、100円、200円値引きするところもあれば、1000円以上値引きするお店もあります。お店側としても、お米は仕入れ値が高いので、出来るだけ販売したいのです。だから、お店によってはびっくりするぐらいの値引きをしているところもあります。
スーパーのお米の販売期間は精米後1ヶ月
あまり知られていませんが、基本的にスーパーで販売されているお米の期間は精米後1ヶ月です。その基準がありますので、お店では精米後3週間あたりから、値引きシールを張るところが多いです。
しかし、これはあくまでも目安ですので、スーパー独自の基準を持っています。中には2ヶ月、3ヶ月前の精米日でも定価で販売しているスーパーもあります。一方、精米後2週間で見切るお客様に優しいお店もあります。
よく使われるスーパーで、値引きシールが張ってあるか確認されることをオススメします。
精米後1ヶ月!プロでも味の違いは分からない。
僕は精米後1ヶ月のお米と、精米仕立てのお米を食べ比べたことがあります。ハッキリ言って、味に違いは分かりませんでした。30年以上米に携わっている上司も分からないと言っていました。
野菜・果物の見切りは、1、2日すれば食べられなくなる程です。一方、お米は上記の通り、味の違いは分からないぐらいです。加工食品で見切られていても、味に違いが無いのと同じですよね。
見切られているお米は、同じ味で安価に購入できるメリットがあります。
見切りのデメリット
今までは見切りのお米のメリットをお伝えしましたが、デメリットもあります。それは、好きな銘柄が見切られているか分からないことです。毎回決まったお米を買われていなければ、見切りのお米には手が伸びづらいですよね。
まとめ
お米は見切り(値引き)商品がお得です。精米日が新しいか、古いかの差で、味の違いは分からないと思います。しかし、デメリットとしては好きな銘柄のお米が見切られているか分からないことです。
こまめにチェックが必要ですよね。
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