名古屋には美味しい和菓子屋さんが多くあります。
その中でに常連客の心を鷲掴みにして離さない老舗和菓子屋「川口屋」があります。
この記事では、名古屋・栄の「川口屋」のお店情報、営業時間、予約方法、オススメの商品と幅広くご紹介します。
最後まで読んでもらえると、「川口屋」の和菓子が食べたくなると思いますよ。
名古屋・栄 川口屋とは
創業330年以上の老舗和菓子屋
川口屋の創業は元禄3年(1688年)と330年以上続く老舗の和菓子屋さんです。
ロフトの東側の通りを北に進んでいくとお店があります。
大々的な看板は出ていなくて、日本家屋の普通のお家のような佇まいなのでうっかりすると通り過ぎちゃう可能性がありますが、お店が空いている時は暖簾が出ているので良くわかると思います。
コンパクトな店内は対面販売。
季節の和菓子がショーケースに並んでいます。
どんな和菓子が登場するかはお店の公式Instagram、Twitterで投稿しているので、お店に行く前に確認していくのも良いですね。
お店の場所は?
栄駅と久屋大通り駅の間くらいにあります。
サンシャイン栄の西の通りをさらに北に行くとあります。伊勢町通り沿いです。
外観は古民家で、のれんに「川口屋」と書かれています。
普通のお家のような外観なので、以外と気づきにくいですね。
営業時間
店舗名 | 川口屋 |
住所 | 名古屋市中区錦3-13-12(Googl Map) |
電話 | 052-971-3389 |
営業時間 | 9:30~17:30 |
定休日 | 日祝・第4土曜日 |
駐車場は無い
川口屋には駐車場はありません。
お店の近くには有料コインパーキングが多くあります。
駐車場代は掛かりますが、車で訪れても手軽に購入できますよ。
予約は可能!
川口屋は電話で和菓子の予約ができます。
「栗きんとん」などの人気商品は売り切れる場合もあります。
事前に電話予約されると確実に手に入りますよ。
電話番号(川口屋):052-971-3389
お菓子のメニューは Instagram、Twitterを確認
川口屋は、季節ごとに和菓子が変わります。
変更の時期や、取扱メニューは川口屋のInstagram、Twitterで確認して下さいね。
定期的に投稿されていますので、フォローされると情報が確認しやすいですよ。
百貨店でも購入できる!(曜日限定)
川口屋へ行けない人も、百貨店で購入することができます。
- 松坂屋本店(栄):火曜日、金曜日のみ販売
- 名古屋タカシマヤ(名古屋駅):水曜日のみ販売
- 新宿高島屋(東京):第3木曜日のみ販売
*販売数量は季節の詰め合わせ、各10セットのみです。
購入されたい方は早めに訪問されることをオススメしますよ。
【実食】おすすめ和菓子
川口屋には美味し和菓子が季節ごとに変わります。
種類も豊富ですべては食べきれていませんが、今まで食べた和菓子をご紹介しますね。
おすすめ商品一覧(クリックで商品の詳細へ飛びます) | |||
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わらび餅(4月) | 桜餅(4月) | 花重ね(4月) | 水ようかん(竹)(7月) |
若鮎(7月) | 水中花(7月) | 桔梗(9月) | 千代見草(9月) |
初雁(9月) | 女郎花(9月) | 栗きんとん(9月) | 栗粉(9月) |
商品名の横に購入月を明記しています。参考にしてもらえると嬉しいです。
わらび餅(4月)
わらび餅は、”こしあん”か”つぶあん”を選べます。
下の写真は”こしあん”のわらび餅です。
口どけの良いきな粉がたっぷりかかって、お皿に盛り付ける時に箸で力を加えると形が変形しそうなくらいの柔らかさ。
上品な甘さで”こしあん”は舌触りが超なめらかです。
とろける食感とはまさにこのことかと思えるほどです(包丁で切るとつぶれてしまうほど柔らかいです)。
味は、甘すぎず、すっきりした味わいです。
桜餅(4月)
関東系の桜餅!
道明寺入りの餅生地を鉄板で焼いて、こしあんを包んでいます。
さらに桜の葉の塩漬けを贅沢にも2枚使い、餅が挟まれています。
いつも食べる桜餅は、道明寺を餡で包んであります。
川口屋の桜餅は、モッチモチの生地に餡が包まれています。
ぱる
桜の香り豊かな味わいで、”こしあん”も口どけが非常に良いです。
花重ね(4月)
備中餡を使った和菓子が「花重ね」
備中餡とは白小豆で作られたあんこのことです。
しかし 川口屋では希少価値の高い白小豆を使用 しています。
白小豆の餡を初めて食べましたが、すっきりとして上品な味わい。
周りのピンクの生地はもっちりしているけど、歯切れの良い生地。
広げると桜の花びらみたいでかわいい!
間には桜の塩漬けも入っているので風味がすごく良いです。
水ようかん(竹)(7月)
竹の切り口が何気にハート型になって可愛いフォルムです。
スプーンですくってみると、つるんとした食感の水ようかん。
やや甘めの水ようかんで、舌触りがものすごくなめらか。
冷蔵庫でしっかり冷やして食べると、体の余分な熱をしずめてくれそうです。
若鮎(7月)
もっちりした皮の若鮎と焼き皮の道明寺あん!
中にはプチプチした道明寺あんが入っています。
若鮎と言ったら中は求肥が多いのですが、川口屋は全く違ってこちらも絶品です!
ぱる
水中花(7月)
水の中に咲く花のような透明感のあるビジュアル(錦玉備中こし餡ブルーベリーソースがけ)。
中には備中こしあんが入っててなんともオシャレ。
プリッとした食感で、中の餡もブルーベリーが練りこんであるようで、爽やかです。
ブルーベリーソースのフルーティーな味わいが”洋”と”和”のコラボを楽しめますね。
桔梗(9月)
桔梗の花のようなビジュアル。
食感はもっちりしているのですが、歯切れの良いのが印象的です。
力強いつぶあんを包んでいるので、皮との相性が抜群!
千代見草(9月)
ふわふわっと細い毛糸にような餡に包まれたて、お花の形をした和菓子。
ふわふわのピンクのあんの中には道明寺が入っています。
つぶつぶのもちもち食感が心地よくて、美味しい!
初雁(9月)
つるんとした黒糖っぽい味の初雁!
中は口どけの良いこしあんがたっぷり詰まっています。
皮のぷるんとした食感と、”こしあん”のとろけるなめらかさのコントラストが、美味しい一品。
写真ではわかりづらいかもですが、”こしあん”と皮の間に白っぽいあんも入ってて、これも美味しかった!
女郎花(9月)
若草色の皮はもっちりとした生地!
中は白あんのつぶあんで、優しい甘さが心地よい和菓子です。
栗きんとん(9月)
栗きんとんは予約限定だそうです。
栗きんとんの予約は3個からですが、同じ日に他のお客さんの予約が入っている場合は1個でも買えるようですよ。
電話で問い合わせてみてくださいね。
お餅の周りに栗のそぼろがまぶしてあるのは岐阜県では栗粉餅と言われていますが、川口屋ではこの形状のものが栗きんとんという名前だそうですよ。
川口屋の栗きんとんは中心に道明寺が入ってて周りに栗のそぼろがまぶしてあります。
栗はペーストのものとクラッシュしたものと入っているので、口どけもよく、栗の食感も楽しめて秋を感じられますよ。
甘さは控えめなのも嬉しいですね!
栗粉(9月)
他のお店では栗きんとんと言われているものが川口屋では「栗粉」と呼ばれています。
栗の形をかたどったお菓子で、栗がたっぷり使ってあります。
後ろから見た様子。
他のお店より大きさもあるので食べ応え抜群です。
栗のクラッシュも入っているのでつぶつぶ感を楽しめるし、しっとりした食感んも嬉しい。
程よい甘さなので2個3個と進んでしまうほど美味しいですね。
まとめ
今回は、名古屋・栄の老舗和菓子屋「川口屋」をご紹介しました。
季節の和菓子が楽しめる川口屋!
創業330年以上と歴史の重みを感じながら和菓子を楽しむのも乙ですよね。
興味のある方はInstagram、Twitterで和菓子のメニューを確認されてはいかがでしょうか?