地方から出て慣れない土地で仕事がある場合、早めに駅に着いておいて駅を散策するのがちょっとした趣味になっています。今回は品川駅を経由して川崎で仕事があったのでJRの品川駅に早めに到着しました。品川といえば、エキナカのecute shinagawa(エキュート)。品川駅に着いて人の流れの多い方に進むとありました。目的のお店は小麦と酵母 満。美味しいと評判のパン屋さんです。あらかじめ食べログで調べておいたお店だったのですぐ見つかりました。ecute shinagawaには3つのパン屋さんがありました。PAUL(ポール)はフランス産の小麦粉、塩、コントレックスを使いフランスのレシピで作り上げるパン屋さん。デニッシュやマフィンが美味しいbreadworks(ブレッドワークス)、そしてクリームパンが美味いと評判の小麦と酵母 満。今回は小麦と酵母 満のパンを購入したのでレポします。
■お店の雰囲気
対面式のこじんまりしたお店ですが、朝一に行くとコロンとしたパンがずらっと行儀よくショーケースに並んでいました。スタイリッシュな黒い棚に並べられているので高級感が漂っていました。丁寧に並べられている感じがまるで宝石箱の中に敷き詰められたパンに見えました。ショーケースに入っているのでこちらから「〇〇1個、〇〇1個」とケーキを注文するように注文していくので清潔感がありますね。そして種類が豊富!何を選ぼうかすごく迷いましたが、お店の方おすすめとされているポップがあったのでそれを中心に4つ選びました。
イートインはなく、テイクアウトのみでした。私が伺ったのは8時過ぎ。オープンして間もない時でしたが、次々お客さんが来てサクサク注文していました。中には「いつものを2つ頼むわ」なんていうマダムもいらっしゃいました。常連さんもいらっしゃるということは美味しいお店なんだ、と期待がグングン上がります。
■人気の4つのパンを購入してみた。
豆パン 170円
一番人気と書いてあったので外せず、購入してみました。いろんな豆が入っているのかと思いきや黒豆一筋。シンプルに決めております。いろんな豆が入ってないので黒豆を真剣に味わうことができました。
塩味を感じる黒豆。ふんわり柔らかい甘めのパンに塩味が効いた黒豆がいい塩梅。黒と白のコントラストが美しいですね。中にはあんこが入ってそうな雰囲気でしたがあんこはなく、シンプルに黒豆を味わうパンでした。
くりーむ 170円
存在感のある力つよいクリームですが甘すぎず、くどくなくてすっきり食べられます。とろとろではなくぷりぷりのクリーム。ふわっとする食感のパン生地と相性抜群です。クリームの量も多いのは嬉しいですね。パンの半分はクリームみたいな!
味付きたまご 200円
固ゆでたまごが丸々1個入ったパン。見た目はコロンとしており、カレーパンそのもの。味付きたまごパンと言われないとわからない。程よい塩味付き具合のゆで卵。硬めのゆで卵とふわふわのパン生地のコントラストが最高ですね。今までに食べたことのないパンのジャンル。まさか固ゆでたまごをパンに入れちゃうとは!これはアリですね。気に入りました。ゆでたまごに負けないほどのしっかりしたパン生地。決して硬いわけではなく、しっかりした食感を味わえるパン生地なので良かったです。
甘もろこし 210円
旬の時期には外せないトウモロコシ。つまったキメの細かいパン生地にギュッと詰まったトウモロコシの実。甘みの詰まったトウモロコシなので旨みが口の中で弾けます。甘めのパン生地でおやつ感覚で食べられますね。
他にも和風の惣菜パンがたくさんありましたが、今回は朝購入して夜まで持ってないといけなかったため、和惣菜パンは諦めました。長野県のお焼き風のパンや、サンドイッチなどボリューム系のパンも充実していました。次回は和風の惣菜系のパンを食べてみたいと思います。他にもチョコ入りのものやハード系や食パンなどいろんな種類を食べてみたくなりました。
■小麦と酵母 満のお店は3店舗。
小麦と酵母 蜜のお店は合計3店舗。曙橋本店、ecute 日暮里店、ecute 品川店。こちらの小麦と酵母 満は三軒茶屋「濱田家」の姉妹店だそうです。
■まとめ
品川駅構内でパンを食べたくなったら手軽に購入出来る小麦と酵母 満はオススメ。
パンの種類は多いですが、クリームパンは絶品です。甘すぎないくどくないクリームが好きな方はぜひ試してみてくださいね。
味付きたまごパンは今までにない目新しさを感じるパンで、面白いです。丸ごとゆでたまごが入っているので食べ応えは抜群ですよ。
〈店舗情報〉
小麦と酵母 満
住所:東京都港区高輪3-26-27 JR東日本品川駅 ecute品川構内
電話:03-5420-5678
営業時間:7:00~22:00 日祝 8:00~20:30
HP:http://www.hamada-ya.jp/mitsuru_e/index.html