名古屋 無添加のジャム専門店
「季節のフルーツをふんだんに使った無添加のジャムのお店があるよ」
季節のフルーツがふんだんに使ってある、その言葉だけで私を動かすには十分だった。
早速インターネットで調べると、常時50種類はあるとのこと、バナナ以外は国産にこだわって取り寄せ作っているとのこと、そして保存料無添加、余分なものは入っていないジャム。
ヴィヴァーチェさん
名古屋駅方面から長久手に向かう途中、星ヶ丘と一社の間の打越という交差点を北上すると1個目の信号の手前に大きなりんごが乗ったスプーンがある真っ赤なお店が左手にある。専用駐車場があるのも嬉しい。
店舗の向かえ側に1つ駐車場があります。
信号を渡っていくとお店はあります。
可愛らしい店構えにワクワクして扉を開けると、一面ジャムがお出迎えしてくれる。
可愛らしい店内には所狭しとジャムが並んでいる。全てに手書きポップを添えてあり、どれも美味しそうで目移りする。
これをみてください。ポポーのジャムも、2種類あるこだわり。早熟と完熟。さっぱりが好みの方、濃厚が好みの方、選ぶことができる。こういうラインナップも野菜ソムリエ的にはテンションが上がる。
たっぷり食べたい方には大瓶、いろいろ少しずつ食べたい方には小瓶で。
小瓶で少しずついろいろ試すことができるのは嬉しい。
他のジャムとどこが違う?
我が家の子供達は毎朝、いちごジャムの食パンが定番。いろんな種類のジャムを試したがいちごジャムに落ち着いている。毎日のことなので素材にこだわりたいところだが、そうも言っておられないこともあり、スーパーでリーズナブルのものを買うことが多い。
原材料を見ると
砂糖類が一番最初に記載があり、酸味料やpH調整剤、香料も入っている。我が家は添加物をNGとしているわけではないので毎日お世話になっているが、添加物を気にする方もいらっしゃるかと思う。そういう方にはヴィヴァーチェさんがオススメ。
ヴィヴァーチェさんのジャムは保存料無添加、水を加えず果物の水分のみで仕上げ、ペクチンなどを使わず作り上げているとのこと。
さらに柑橘系のマーマレードは防腐剤を一切使用しない国産のみで作られているそう。徹底的にこだわった作り手の想いが感動の美味しさを作っているのですね。
添加物一切を使用しておらず、果物の持つ天然のペクチンやエッセンスを丁寧に引き出し、ひとつひとつ煮詰めていくことで、素材の持つ力強い風味を引きすことをモットーとしております。 (ヴィヴァーチェさんHPより抜粋)
さらに、果物のエキスを出すのに3日間以上時間をかけるものもあるそう。
本当に手間暇かけられ、大事に作られたジャムだと伺える。
購入したジャムの味
ちょうど秋のラインナップが豊富に揃っていた。
購入したものは完熟ポポーのジャムとハニーマジック。
ポポーは気になっている果物の一つ。岐阜で収穫体験ができるというのを去年から知っているがなかなか行けなくて、実物をまだ食べたことがないが、ジャムになったものに出会えた。迷わずこのジャムを選択。
こちらのお店ではポポーは完熟と早熟の2種類販売されていたが私は完熟を購入。
気になったものを試食させてもらえた。そして質問すると色々教えてくれるハートフルな接客も人気店というのが伺える。
完熟ポポーのジャム。あんずのような色合いにとろとろに仕上げられたジャム。南国を想像させるような香り、新鮮な果汁がたっぷり入ったカスタードのような味わい。ほんのり感じるほろ苦さは大人の女性にぴったり。
ハニーマジック。ゴロゴロ入った黄桃が魅力。黄桃の黄美娘(きみこ)を使用。生食用の黄桃は桃の総生産量のわずか数パーセントのみの貴重な桃。その桃の美味しさを逃さずジャムにしている。
黄美娘はしっかりした果肉にもかかわらず、固くはなく、少しまったとりしている。フレッシュで食べても食感も味わいも良いものだがジャムにするとまた違った美味さを感じられて面白い。とろとろに桃が崩れるわけでもなく、ジャムとしても食感を楽しめるのは嬉しい。
バナナにもこだわりがあった。ペルー産ナチュラルヒーローを使用。バナナの優しい風味が黄美娘の美味しさを引き立てている。
どちらのジャムも砂糖より先に果物の記載がある。果物を贅沢に使用しているのがわかる。砂糖は北海道のビートグラニュー糖。きび砂糖や和三盆なども使うことがあるとのこと。
保存の仕方
保存料を使用してないので基本は冷凍庫保存が望ましいとのこと。冷凍庫でも凍ることはなく、硬い場合は5分ほどおくと程よく溶けるそう。
暖かいお部屋でひんやり冷えたジャムを食べるのもなんとも贅沢な時間。
まとめ
添加物・保存料不使用で果物の味を堪能できるジャム。
珍しい果物や果物の品種まで特定しているこだわりっぷり。
保存は冷凍庫で長持ち。
旬の手作り無添加ジャムと瓶詰め保存食品のお店 ヴィヴァーチェさん