今年(2016年)もみかんの季節突入。 今年の熊本県の「夢未来みかん」は、糖度と酸度のバランスが良く、内皮(薄い皮)部分も薄くて食べやすい。これは食後のおやつの代わりに、みかんを食べるのも健康にいいですよね。
さて、みなさんは「みかん」と聞いてどこの産地を思い浮かべますか?
和歌山・愛媛・静岡などなど、西日本を中心にみかんの産地は広がっています。日本人は「こたつ」で「みかん」が昭和の定番で、昭和50年代生まれには懐かしい風景が浮かんできます。日本の良き昭和・・・ノスタルジックな記憶が〜
あ〜申し訳ない。話が脱線しましたね。ちょっと熊本の「みかん」についてご説明しますね。
熊本のみかんの生産
みかんの生産量日本一は和歌山県!ついで愛媛、静岡と有名産地が名を連ねていますね。では、熊本の「みかん」は・・・
4位!(九州では1位)
生産数量(年間):91,600トン
ちょっと解りにくいと思いますので、道路を走っている大きなトラック(10t車)で換算すると、9,160台分・・・う〜ん、さっきよりもイメージはつくけど・・・わからない。
では、大きなトラック(10t車)の長さが1台12mで、すべてのトラックを1列に並べると・・・
12m × 9,160台 = 109,920m (約110km)
これは東京駅〜熱海駅までの距離とほぼ同じ。
どれほどの量を生産されているかイメージが、少しはついて頂けたでしょうか?
みかんの甘さは光センサーで選別
JA熊本市夢未来柑橘選果場で選別された「みかん」を今回購入しました。ここの特徴は光センサーによる選別をしている点です。その説明はリーフレットの通り・・・
JA熊本市は、「みかんの里」河内町に西日本最大のみかん生産販売の一大拠点をつくりました。夢未来みかんとして光センサーにより、糖度(甘さ)、酸度(すっぱさ)を一果づつ計測し、消費者の皆様により一層のそろった美味しいみかんをお届けします。
こちらの選果場では、デコポンも出荷しており、秋〜春先までは柑橘系の爽やかな香りが漂っているんでしょうね。
みかんの価格・外観・味
価格・外観
近くのスーパーで購入した今回の「みかん」はSサイズ!
398円(税抜)/12個入り(Sサイズ)
10月中旬の今の時期には安い価格。そして何より嬉しいのは・・・Sサイズであること。みかんは小ぶりになればなるほど、甘みが強くなり濃厚になると言われています。そのことは以前記事を書きましたので、そちらを参照下さい。
外観は緑色が薄く残っており、この時期(9月下旬〜10月上旬)のみかんらしい色。お尻の部分は程よく凹んでおり、水分が上手く切れているように見受けられます。
皮の中は、内皮の白い部分が薄く、口の中に入れても内皮が残らないほどではないでしょうか?
味(甘みと酸味のバランスが程よい)
ではいざ実食・・・
薄い皮から果汁が勢いよく飛び出してきて、口の中に広がりました。柑橘系の爽やかな風味が嗅覚を刺激し、その後「みかん」の甘みと酸味が程よくマッチ。今年も味覚のシーズンが訪れたことを告げてくれます。
「果物 1日200g摂取」を厚生労働相は推奨しています。「みかん」は免疫力を高めるビタミンCが豊富で、風邪予防に効果的とされています。
美味しい「みかん」を食べて、これからの寒い季節を乗り切ってみてはいかがでしょうか?