ワインを思わせる味の葡萄ジュースに初めて出会いました。
濃厚な味わいが、お土産で頂いた方も喜んでもらえると思います。
先日の秋田旅行の際に、野菜ソムリエらしいお土産を探していた時に、秋田空港で出会いました。
「葡萄のしずく」(JA秋田ふるさと)
秋田空港の土産店の冷蔵ケースに並んでいました。
紫色の背景と葡萄の絵が、印象的なパッケージです。
価格は価格:150円〜200円/袋 (価格はうる覚えです)
果汁100%のストレート葡萄ジュースで、使っている葡萄の品種はスチューベンです。
甘みの強いスチューベンをジュースに
スチューベンはアメリカ・ニューヨーク生まれの葡萄で、寒い地域で栽培されています。
日本では東北がメイン産地です。
9月、10月に収穫され、貯蔵性にも優れており、収穫後翌年の2月まで店頭に並びます。
粒の大きさはデラウエアよりも大きく、巨峰よりも小さく、重さは3〜5g程度。
糖度は20度以上になることもあり、酸味が少なく非常に甘みが強いのが特徴です。
貯蔵性が高く、酸味が少なく甘みが高いスチューベンは、ジュースにするには最適な品種だと思います。
この良質な品種を使った「葡萄のしずく」を野菜ソムリエの側面からレポートします。
濃厚な甘みがワインを思わせる。
早速、ジュースの袋を左から右に開けると、芳醇な葡萄の香りが鼻に到着します。
グラスに注ぐと、「葡萄のしずく」のパッケージと同じ色の葡萄特有の濃い紫色が、現れます。
少し粘性が高いジュースを口に運ぶと、ワインを思わせるような芳醇な香りが臭覚を刺激します。
それからすぐに、上質な甘みが口の中に広がり、あっという間にグラスが空になる程です。
飲み方は、常温よりも冷やして飲まれると、より美味しく頂けます。
また、凍らせてシャーベットにしてもお楽しみ頂けます。
まとめ
商品名:「葡萄のしずく」(JA秋田ふるさと)
価格:150〜180円/袋(ウル覚えです。)
購入場所:秋田空港 お土産屋 (今回の購入場所)
特徴:①果汁100%のストレート葡萄ジュース (ストレートの表現についてはこちらに解説)
②貯蔵性が高く、甘みの強いニューヨーク生まれの「スチューベン」で作ったジュース
③ワインを思わせる芳醇な香りと、子どもでも楽しめる自然な甘さのあるジュース
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